伊吹翼
よし...これで大丈夫...かな?
伊吹翼
(細かいところまで、丁寧に体を洗って、シャワーをもう一度浴びる。)
伊吹翼
...せっかくお泊まりするなら、プロデューサーさんにもっと近づきたいし...
伊吹翼
(シャワーも浴び終わったところで、プロデューサーさんから借りた着替えを着て、声をかける。)
伊吹翼
プロデューサーさーん、じゃーん♪ どう、似合ってる?
伊吹翼
(プロデューサーさんから借りた、ネグリジェをくるっと回って、見せてみる。)
伊吹翼
暁「おお...似合ってるよ...うん、翼はやっぱりどんな服を着ても綺麗だね。」
伊吹翼
あ...ありがとう...でも、これってちょっと大人っぽすぎませんかね?
伊吹翼
(アクアマリン色の服はあまり着ないし、そもそもこのネグリジェ自体が超高級ブランド...)
伊吹翼
(お姉ちゃんがお父さんにおねだりして何度も断られてた、あのブランドの服...)
伊吹翼
暁「そんなことないよ、むしろギャップがあって綺麗というか...うん...」
伊吹翼
(プロデューサーさんの顔が赤くなる...もしかして、手応えアリ?)
伊吹翼
暁「ああ、そうだ!! 寒いし、何か飲み物でも...ココアでも大丈夫?」
伊吹翼
(プロデューサーさんがすぐにキッチンへ行っちゃった...やっぱりイマイチなのかな...?)
伊吹翼
プロデューサーさんが戻ってくるまでに、お肌をケアしとかないと...
伊吹翼
(ベッドの側においてあったバッグから、化粧ポーチを取った時...)
伊吹翼
(ベッドの側においてあったバッグから、化粧ポーチを取った時...あるものに気付いた。)
伊吹翼
これ...ちょっと前に見た写真だ...確かプロデューサーさんとお兄さんの...
伊吹翼
(ちょっと前にPCの中で見た、小さい頃のプロデューサーさんの写真...)
伊吹翼
(まだ小学生くらいで、髪が白いのが今と違ってとても...)
伊吹翼
(まだ小学生くらいで、髪が白いのが今と違ってとても...あれ?)
伊吹翼
暁「どうしたの? ...ココア、もうできてるよ?」
伊吹翼
は、はーい! いま、行くんでそこに置いておいてください～。
伊吹翼
(化粧水を軽く顔につけて、テーブルにあるココアを飲む。)
伊吹翼
ん...甘くておいし...プロデューサーさんもどう?
伊吹翼
暁「嬉しいけど、僕はこっちのコーヒーがあるから...遠慮しとく。」
伊吹翼
(プロデューサーさんはそう言うとおいしそうにコーヒーを飲んだ...いいかおりだなぁ...)
伊吹翼
暁「...一口飲む? フルボディだから癖は少ないしコクがあるから、全然、平気だよ。」
伊吹翼
あ...じゃあ少しだけいただきます...
伊吹翼
(プロデューサーさんのマグに口をつけて熱いコーヒーを少しだけ飲む...)
伊吹翼
...苦っ...やっぱりわたしには合わないみたい...プロデューサーさんに返すね?
伊吹翼
暁「はは、さすがに翼にはまだ早かったか...結構、いい物なんだけど...。」
伊吹翼
(...プロデューサーさんはまたコーヒーを飲み始める...やっぱ大人の人なんだなぁ...)
伊吹翼
暁「ところで...寝る場所どうしよう...ベッドしかないんだけど...」
伊吹翼
ふーん...でもあの大きさなら、二人で寝れますし、大丈夫ですよね?
伊吹翼
暁「ま、まあ...スペック的には大丈夫なんだけど...大丈夫じゃないっていうか...」
伊吹翼
暁「ていうか...『一緒に寝る』って意味、わかってるの?」
伊吹翼
(なんかプロデューサーさんがおかしいこと言ってるけど...どうしゃったのかな?)
伊吹翼
プロデューサーさんは...わたしと一緒じゃイヤなんですか...?
伊吹翼
暁「そんなことないけど...ああもう...わかったわかった!!」
伊吹翼
暁「...とにかく、歯磨きとかしておいて、僕も準備しとくから!」
伊吹翼
は、はーい...じゃあとりあえず洗面所、借りますね。
伊吹翼
(...準備ってなんのことだろ? ...やっぱり着替えのこととかかな?)
伊吹翼
...それにしても...あのベッドでプロデューサーさんと...
伊吹翼
(小さい頃はお兄ちゃんやお姉ちゃんと一緒に寝てたから...その時みたい♪)
伊吹翼
...なんかすっごくドキドキしてきたかも...!!
伊吹翼
(いつもよりも長めの歯磨きをして、プロデューサーさんを待つ...)
伊吹翼
(これが今までで一番ドキドキして...忘れられない1日になる...)
伊吹翼
(これが今までで一番ドキドキして...忘れられない1日になる...始まりだった)
(台詞数: 49)