篠宮可憐
くんくん…くんくん…
篠宮可憐
あっ、やっぱり今日もお楽しみの方がいるんですね…
篠宮可憐
(大した自慢にはならないが私は嗅覚が強い、前日の残り香を嗅ぎ分けられるくらいに…)
篠宮可憐
(だから、劇場のみんなの「昨日のお楽しみ」もわかってしまうのだ…)
真壁瑞希
おはようございます、篠宮さん。
篠宮可憐
(例えば目の前の瑞希ちゃんは昨日挟んだらしい、見た目によらず大胆なプレイを…)
篠宮可憐
(…『え?!瑞希ちゃん、挟んだの?どうやったの?』)
真壁瑞希
む、何か凄く失礼な事を考えてますね?…そのくらいはあるぞ。
篠宮可憐
いや、とてもそんな風には…って、なんで心の声が分かるんですか?
真壁瑞希
読心術ならぬ読唇術です、声になってなくても唇が動いていたから少し読ませてもらいました…
篠宮可憐
そ、そんな事ができるんですね…超能力みたいです…
真壁瑞希
可憐さんの嗅覚の方が余程超能力じみてると思いますけど…なんで挟んだ事までわかるんですか?
篠宮可憐
そ、それは…匂いで分かりませんか?
真壁瑞希
くんくん…くんくん…全くわからないです…
真壁瑞希
それは置いとくとして、恥ずかしい秘密を見られたお返しに、他の人のお楽しみも教えて下さい。
篠宮可憐
瑞希さん、結構そういうお話好きなんですね…
真壁瑞希
ええ、こう見えて興味津々です。例えば向こうのこのみさんは…
篠宮可憐
くんくん…『このみさん、粉ミルクまで用意するなんて本格派だなぁ』
真壁瑞希
粉ミルク…どちらが飲む側だったのか、とても興味があります…
篠宮可憐
あっちのロコちゃんは…『服、描いたんだ…』ラッカーの残り香が全身から…
真壁瑞希
ふふっ、流石は伴田さん、プレイもアーティスティックですね…
篠宮可憐
この匂い…『えっ響ちゃん?ラク太郎と!?』
真壁瑞希
ラク太郎と…これはまたマニアックな…
篠宮可憐
あっちの奈緒さんは…『アオノリにそんな機能が……?』
真壁瑞希
嗅覚で一体何が分かったんですか…篠宮さん、もしかしてサイコメトラーでは?
篠宮可憐
いえ、ただ五感が少し強いだけですよ…?
篠宮可憐
あっ、『そらさん、撮られるのも好きなんだ…』
真壁瑞希
だからなんでそれが匂いでわかるんですか…?
篠宮可憐
『ジュリアさん、そのピック、洗ってきてくださいね」』
篠宮可憐
『昴ちゃん、ボールとバットはそうやって使うものじゃないよ……!』
真壁瑞希
道具の残り香ならまだ…って二人とも該当する物を持っていないのですが…やはりサイコメトラー…
真壁瑞希
そう言えば、篠宮さん自身は何かしたんですか?
篠宮可憐
わ、私自身ですか…くんくん…
篠宮可憐
『昨日も私の胸に未来ちゃんの匂いが染み付いた…今日も期待していいかな…?』
真壁瑞希
春日さん、ただ胸に飛び込んでるだけじゃなかったんですね…気になるぞ…
篠宮可憐
あっ、『歌織さん、硝煙の匂いに気付いてないのかな…また誰か犠牲者が…』
真壁瑞希
硝煙の匂い…もしやまた謎の組織が?
篠宮可憐
ええ、手を出そうとした方がまた散ってしまったんでしょうね…
真壁瑞希
過保護…と括っていいんでしょうか…?
百瀬莉緒
あっ、おはよう二人とも!何々?二人で恋バナでもしてるの?
真壁瑞希
おはようございます、まあ、恋バナと言えば恋バナですね…
百瀬莉緒
ふーん…今は急ぎだからアレだけど今度聞かせてね?それじゃ!
篠宮可憐
……
真壁瑞希
篠宮さん、百瀬さんの匂いからは何が読み取れましたか?
篠宮可憐
『莉緒さんは無臭でした』、何の痕跡も、ありませんでした…
真壁瑞希
…百瀬さん、爛れた劇場から守ってあげないといけないですね…
篠宮可憐
わ、私もそう思います…
(台詞数: 47)