野々原茜
♪ピロリン〈茜ちゃんだゾ～
野々原茜
ん?誰からだろ?…このメールアドレスって…茜ちゃんのやつ?
野々原茜
自分で自分にメール送っちゃうなんておっちょこちょいだね
野々原茜
って、そんなことしないよ?用事をお知らせするために時刻設定とかして送る機能もあるけど
野々原茜
茜ちゃんはスケジュールになんて縛られない!
野々原茜
なんて、めんどくさいだけだけどね～そういうのはプロちゃんの仕事だし
野々原茜
で、このメール。誰が送ったんだろう?茜ちゃんの携帯を使ってこそっと?
野々原茜
麗花ちゃん辺りなら悪気なくやりそうだけど…もう何されても驚かないや
野々原茜
何が書いてあるのかな?(ポチッ)
野々原茜
ん?パスワード?
野々原茜
…(暗証番号を入力する)
野々原茜
開いた…なんで?茜ちゃんの暗証番号なんで知ってるの?
野々原茜
誕生日とかそんなのじゃないのに…変えなきゃダメかな?で、内容は…?
野々原茜
『こんにちは茜ちゃん』
野々原茜
こんにちは～♪
野々原茜
ってさすがにこのテンションはまずいよね。一人なのに
野々原茜
『私は未来の貴女です』
野々原茜
な、なんだって～!?
野々原茜
いけないいけない、このテンションはまずい。一人だから茜ちゃん
野々原茜
『あの頃の私は、何をしても楽しかった。何事にも全力で向き合って。』
野々原茜
『事務所の仲間達にも恵まれて…よくプリン食べられてたよね』
野々原茜
『よく聞いて欲しい。貴女を見ている人はきっといます。今の私があるのは、貴女のおかげだから』
野々原茜
『なかなか選抜されなかったり、宇宙に飛ばされたり、プリンもなかなか食べられないけど』
野々原茜
『きっと大丈夫だから…頑張って下さい。それでは』
野々原茜
なんか…未来の茜ちゃん?落ち着いてる
野々原茜
いやいや…これは流石に誰かのイタズラでしょ
野々原茜
『P.S』
野々原茜
『P.S麗花さんは恋敵になるので注意してね』
野々原茜
麗花ちゃんが…?えっ?ええ!?
野々原茜
『チャンスは私が先だから…頑張って』
野々原茜
チャンスって何さ!?えっ?これ本当に未来からのメールなの?
野々原茜
…返信してみたらいいのかな?
野々原茜
と、とりあえず送ってみるね。
野々原茜
『こんにちは。私は茜ちゃんです』送信っと…
野々原茜
♪ピロリン〈茜ちゃんだゾ
野々原茜
帰ってきてるじゃん!?
野々原茜
あ、そっか。時間設定だ
野々原茜
えっと…10年後…そこまでシアターあるのかなぁ?
野々原茜
…
野々原茜
帰ってこないね?
野々原茜
確認の仕様がないじゃないか!
野々原茜
ま、いっか
野々原茜
『元気にやってるから、そっちも頑張ってね♪』
(台詞数: 43)