七尾百合子
こんばんは、ワトソン諸君!!
七尾百合子
七つのしっぽがある脳細胞を持つ女、名探偵七尾百合子です。
北上麗花
星梨花ちゃん、誕生日おめでとう♪
箱崎星梨花
ありがとうございます、麗花さん。
七尾百合子
今回の謎はこちら。
七尾百合子
ばばん!!
七尾百合子
邪悪な魔術の脅威から守れ!
北上麗花
ねぇ、ねぇ、星梨花ちゃんは今年で何歳になったの?
箱崎星梨花
えへへ、13歳になりました!
七尾百合子
今日は2月20日
七尾百合子
そう、夢いっぱいの溢れる天使!箱崎星梨花ちゃんの誕生日です。
七尾百合子
星梨花ちゃんが劇場の控室に入ると、ホワイトボードにサプライズが!
七尾百合子
なんと!かわいらしい星梨花ちゃんのイラストとともにたくさんのお祝いの言葉があったのです!
七尾百合子
メッセージを込めたのは静香に未来、エミリーちゃんに環ちゃん!
七尾百合子
星梨花ちゃんもこのホワイトボードを見て、思わず声を上げてしまったのではないでしょうか。
七尾百合子
しかし、このホワイトボードには恐ろしいマジックが隠されていたのです。
七尾百合子
でれでれで~ん!!
北上麗花
そうだ!これ、私からのプレゼント☆
箱崎星梨花
うわぁ、ありがとうございます!なんでしょう……あっ!
北上麗花
お揃いのピッケルだよー!また一緒に山に行こうね!
七尾百合子
では、ホワイトボードに隠されたマジックとは何なのでしょうか。
七尾百合子
そのヒントは環ちゃんが描いたメッセージにありました。
七尾百合子
環ちゃんは「クッキーとか、おいしいパンみたいなのがいっぱいだぞ~!」と書きました。
七尾百合子
実に環ちゃんらしいワクワクしたコメントですが、ここで一つの疑問が浮かびます。
七尾百合子
おいしいパンみたいなの、の隣に描かれた絵のことです。
七尾百合子
きっと環ちゃんは名前が分からなかったので絵を描いたのでしょう。
七尾百合子
しかし、環ちゃんは東京に来てすでに5年目です。分からないなんてことあるでしょうか?
七尾百合子
つまり、環ちゃんの目の前にあったのは本当に知らない食べ物であったと思われます。
七尾百合子
では、犯人、ここでは仮にPとしますが、Pはなぜそんなものを準備したのでしょうか。
七尾百合子
ここで新・名探偵七尾百合子の推理の鉄則!その6!Around The World!
七尾百合子
周りのコメントにヒントがありました。それは未来のコメントです。
七尾百合子
未来は「みんなでお茶会の準備をしたよ♪16:00~」と書いています。
七尾百合子
よく考えてください。16時は中途半端じゃないでしょうか?なぜ16時なのでしょう。
七尾百合子
16時という時間に意味があるのでしょうか?16時……夕方……黄昏時……逢魔が時!
七尾百合子
そう、Pは謎の食べ物に黒魔術をかけて星梨花ちゃんに呪いをかけようとしていたのです!
七尾百合子
じゃじゃじゃじゃーん!!
七尾百合子
そんな計画を企てられているとも知らず、星梨花ちゃんは劇場に来たPを笑顔でお出迎えします。
七尾百合子
今日でひとつ大人になったと喜ぶ星梨花ちゃん。
七尾百合子
そんな彼女にプレゼントを渡すと劇場の奥でPはひっそりと高笑いを上げたに違いありません。
七尾百合子
いろんな紅茶とクッキーを準備する美咲さんのなんとぉ!の声が劇場に響くその裏で……。
北上麗花
へー、あのお菓子に黒魔術がかかってたんだねー。
箱崎星梨花
黒魔術?……いったいなんなんでしょう?
七尾百合子
黒魔術って言うのはね、古代からひそかに続く魔法のことでね、人を思い通りにしたりできてね!
北上麗花
ええっ!じゃあ、私も黒魔術にかかっちゃうのかな……。カヌレ食べちゃった。
箱崎星梨花
私もカヌレ食べてしまっちゃいました……。
七尾百合子
あ、アレってカヌレだったの?
北上麗花
そうだ!律子さんに話して何とかしてもらおう!
七尾百合子
いや、それはちょっと……。
箱崎星梨花
そうですね!あと、紗代子さんと琴葉さんにも相談しましょう!
七尾百合子
ま、待って、2人とも。あ、名探偵七尾百合子!七つのしっぽの脳細胞に解けない謎はない!続く!
(台詞数: 50)