アローラズ・プレアデス♯124
BGM
プリンセス・アラモード
脚本家
ウツボ
投稿日時
2018-02-20 23:01:45

脚本家コメント
第124話「メルヘン天文台所長マツリ」
場所:ホクラニ天文台
恐らく最後の新キャラとなるだろう、天文台所長マーレインにあたるキャラクターのまつりです。面影ゼロ(笑)。変な背景ですが、ここが天文台なのは本編に理由があります。
マーレインはククイ博士の親友という事なので、マツリはノリコの親友という事にしました。ちょっとだけ姫というワードが出たことがありますね。
今回もまた思惑がありそうな話をしています。エーテル財団もそうですが、もはやここでは続きを書けないのに自己満足でこういう事を書いてます。お付き合い頂きありがとうございます。一応、望みは捨ててはないのですが。

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永吉昴
(マリエシティに着いた翌日、オレはナッシーバスとやらでホクラニ天文台に向かっていた…)
永吉昴
到着ーっと。ホクラニ岳ってデケー山だったけど、山頂までバスならすぐだったなー。
永吉昴
ロトム『(ピピーッ!)ホクラニ岳の山頂付近にあるここが《ホクラニ天文台》ロト!』
永吉昴
ここが天文台か……
永吉昴
ここが天文台か……本当に?なんか目の前に、雰囲気の違うメルヘンなお城はあるけどさ……
高木社長
博士「おースバル女史!昨日ぶりだね。おや?セリカは一緒じゃないのかい?」
永吉昴
お、博士!セリカはマリエシティの図書館で調べ物をしてから来るってさ。試練終わった後かもな。
永吉昴
でも博士、ここって本当に昨日言ってた天文台なのか?そうは見えないお城があるけど。
高木社長
博士「あぁ……やっぱり戸惑うよね、ここが天文台だよ。実際、レベルの高い研究施設なんだけど」
高木社長
博士「この外装は所長の趣味でね。まぁ写真映えするって事で観光客に人気はあるんだけどさ」
永吉昴
へー、天文台の所長って頭良さそうなのに、こういう趣味ってどんな人なんだろ(ウィィン…)
徳川まつり
はいほー!姫のとうじょー!なのです。ほ?あなたがスバルちゃん?
永吉昴
わっ!メルヘンなお城からメルヘンな格好した人が出てきたぞ!
高木社長
博士「……いつも通りの出迎えありがとう。彼女がホクラニ天文台の、マツリ所長だ」
徳川まつり
始めましてなのです!わたしが……って博士くん!所長はカワイクないからやめてって毎回
徳川まつり
言ってるのです!マツリの事は「姫」と紹介してください!スバルちゃんも「姫」って呼んでね?
永吉昴
……はい。マツリ姫、さん。スバルです。よろしくお願いします……(スゲー格好だな…)
永吉昴
ロトム『ボクはロトム図鑑ロト!マツリヒメ、で良いロ?よロトしく!』
徳川まつり
わ、わんだほー!ロトム図鑑!はっぴーでぴーすほーな技術の結晶ですね!姫、カンゲキなのです!
高木社長
博士「……スバル女史引いてるから、そういうの控えたら?もうマツリもいい歳なんだか……」
徳川まつり
姫アイアンヘッド!!!(ゴンッ!!!)
永吉昴
(ガクッ…)わっ、頭突きで博士が膝から崩れ落ちたぞ……な、なんて威力の頭突きだ!
徳川まつり
乙女のヒミツをバラしちゃメッですよ……ね?さて、改めてこんにちは、スバルちゃん。
永吉昴
こんにちは……マツリ姫さんは、そこで倒れてる博士とは知り合いなんですか?
徳川まつり
博士くんはともかく、妹のノリコちゃんとは仲良しなのです!昔、一緒に旅もしていたのですよ!
永吉昴
一緒に旅……あ!そういえばノリコ博士、若い時に一緒に島巡りをしてた親友がいるって言ってた!
永吉昴
その親友がマツリ姫さんなんですね!(だったらこの人、オレより相当年上だよな…)
徳川まつり
ぴんぽーん!なのです!姫のキラキラした思い出の日々だったのですよ。懐かしいなぁ……。
高木社長
博士「(ムクッ…)な、懐かしいって言っちゃってるし。スバル女史、こう見えてマツリ……」
徳川まつり
ほ?
高木社長
博士「……姫はノリコと共に島巡りを達成して、かつてはキャプテンも努めたすごい人なんだ」
永吉昴
し、島巡り達成して、キャプテンにまでなったんですか!?スゲー!
徳川まつり
えっへん!でも今は、キャプテンはアンナちゃんに譲って、姫は地味な所長をしているのですよ。
永吉昴
アンナちゃん?アンナって確か、VRフェスサークルの管理人の女の子?
徳川まつり
またまたぴんぽーん!なのです!アンナちゃんが、ウラウラ島のキャプテンの一人なのですよ!
永吉昴
へぇー、そうなんですね!アンナ懐かしいな!元気かな……あぁ、最初から元気な子だったな!
徳川まつり
では、さっそく試練の為に天文台の中に入るのです。博士くん、お見送りありがとなのです。
高木社長
博士「どういたしまして。それじゃあスバル女史、試練頑張ってね!」
永吉昴
あぁ、行ってくるよ博士!よっしゃ!久々の試練だ、気合い入れるぜ!(ウィィン…)
高木社長
博士「さて、スバル女史も行ったし僕も……って、なんで一緒に行かないの?マツリ姫」
徳川まつり
ほ?いや、わんだほー!なトレーナーだなーって。さすが、人を見る目だけはあるのですね。
高木社長
博士「でしょー?そうでないとポケモン博士もプロデューサーも務まらないからね!スバルは……」
徳川まつり
……さっき、昨日のエーテル財団での一件を聞いたよ。スバルちゃんとスターフォールの事もね。
高木社長
博士「……そうか。昨日、スバルのスターフォールを偶然確認できたけど、本物だろうねあれは」
徳川まつり
そうだよね。観測データに4年ぶりの異常が見られたのも、あの子が昨日財団にいた時。つまり……
高木社長
博士「マツリ。ノリコにも話したんだけどさ、スバルは普通の島巡りトレーナーだ。余計な……」
徳川まつり
……わかってるよ、心配性なのは変わらないね。私もノリコちゃんも、もう研究所の所長だよ?
徳川まつり
誰にも迷惑をかけず、二人で秘密裏に調査を続けるよ。これは「先生」の悲願だから(ウィィン…)
高木社長
博士「……都合の良い時だけ大人ぶるのも変わらないね。二人は「先生」の事になると途端に……」
高木社長
博士「……ん?そうだよ、僕はポケモン博士。スバルもよく知ってるけど、君は……?」

(台詞数: 50)