我那覇響
貴音~、また月を見てるのか?
四条貴音
ええ、今宵の月もきれいですよ。
我那覇響
どれどれ...。わぁ本当だ...!ん、でも満月じゃないんだな?
四条貴音
響、なにも月見は満月だけを楽しむものではありませんよ?
四条貴音
確かに日本では、古くは平安時代から十五夜の月、つまり満月を見ることを月見としています。
四条貴音
有名なところでは中秋の名月ですね。これが我々でいう月見です。
四条貴音
しかし月見は、他にも十三夜の月、十夜の月などを見ることがあり...
我那覇響
わ、わかったぞ貴音!貴音はよくそんなこと知ってるな。
四条貴音
幼少の頃にじいやから教わりました。
我那覇響
貴音のじいやはなんでも知ってるんだなぁ。
我那覇響
おーい美希、美希もこっちきて月見てみなよ。きれいだぞ!
星井美希
あふぅ...。ミキはいいよ~。ミキはもう眠いの...。
我那覇響
もう、美希はいつもじゃないかぁ~。
四条貴音
うふふ!真、美希らしくていいではないですか。
我那覇響
まぁそれもそうだな。あれが美希だもんなぁ。
星井美希
二人は本当に仲がいいの。でもミキね、そんな二人と一緒に話をするのは結構好きなの!
星井美希
なんかね、よくわかんないけど落ち着くんだ~。
我那覇響
なんだよそれ...。でも自分も美希といるの好きだぞ。。
我那覇響
こう、なんて言うのかな?ずっと前から一緒にいたような感じって言うのかな?
星井美希
響は何言ってるかわかんないの。
我那覇響
う...でも、美希には言われたくないぞ...。
四条貴音
もしかしたら私たちは遠い昔に縁があったのかもしれませんね。
四条貴音
もしくは別の世界で...。
我那覇響
貴音が一番何言ってるかわかんないぞ...。
星井美希
響、貴音はいつもあんな感じなの...。
星井美希
あふぅ...。じゃあミキ、もう寝るね。おやすみなの~...。
我那覇響
それじゃ自分も寝ようかな?うぅ、夜風に当たり過ぎて冷えてきたぞ...。
四条貴音
なら私もそろそろ寝ましょう...。今宵は妖精達が舞い踊る夢でも見ながら...。
(台詞数: 28)