星井美希
あふぅ、もうダメ……。足が動かないの
水瀬伊織
もうちょっと頑張りなさいよ、まだまだ練習しなくちゃいけないんだから
我那覇響
よーし、自分が美希の分も踊るぞ!なんくるないさー!
水瀬伊織
響は張り切りすぎて音程外れてる。周りに合わせるよう意識して
星井美希
ミキ、もう疲れたから早く帰って寝たいの
水瀬伊織
なに言ってるの。ライブまであと1週間、それなのに全然できてないじゃない
星井美希
でこちゃん厳しすぎ。体壊したら元も子もないよ
我那覇響
二人とも落ち着けー!こんなムードじゃちっとも楽しくないぞ
水瀬伊織
中途半端な演技じゃファンは喜ばないわ。私たちだっていつ見捨てられるか分からない
水瀬伊織
ねぇ、もしも……次のライブが最後だとしたら。あなたたちならどうする?
星井美希
どうしたの、急に。でこちゃんらしくないよ
水瀬伊織
誰がでこちゃんよ。別に、ちょっと気になっただけ
星井美希
うーん、ファンのみんなにおにぎりでも作ってあげようかなぁ。きっと喜んでくれるの
水瀬伊織
美希らしいわね。響はどう?
我那覇響
うーん……。逆に聞くけど、伊織の普段のライブはいつまで続けるつもりのライブなんだ?
水瀬伊織
そ、それは……。ファンの皆次第よ、お客さんがいなくなればおしまい。私が決めることじゃないわ
我那覇響
自分はいつもどおりのライブをするぞ。いつだって全力でやってれば後悔なんてしないさー
水瀬伊織
……ふん、たまにはいいこと言うじゃない。私がどうかしてたわ。ごめんなさい、美希
星井美希
ううん、ミキが悪いの。もう少しだけ練習がんばるよ
星井美希
じゃあいくよ、ワン、ツー、ターン……?……あっ!
我那覇響
どうしたんだ美希?
星井美希
見て!流れ星がたくさんあるの!
水瀬伊織
本当ね。そう言えばニュースで流星群がどうとか言ってたかしら
我那覇響
うおーすごいなー!ピカーってしてあっという間に、あっ、あっちにも!
水瀬伊織
わぁ……。
星井美希
お仕事頑張ってるハニーにも見せてあげたいな。たぶん社長も許してくれるの
水瀬伊織
きっとどこかで見てるわよ。さあ、二人ともポジションについて。最高のステージにするんだから!
水瀬伊織
にひひっ、伊織ちゃんが本気になれば皆メロメロよ。100歳までファンを虜にしてみせるわ♪
我那覇響
そ、それはさすがにキツい気がするぞ……。
(台詞数: 29)