天海春香
囮として発進した天界支部を見送り、私も出発準備をする。
天海春香
天界温泉には莉緒先生の他、律子などの非戦闘員が残る。もちろんある程度の戦力は残すけど。
天海春香
対ギガンティックのチームも既に出発。みんなの健闘を祈ろう。
天海春香
「それじゃあ、行きますか」
天海春香
私は魔物達が出現していると思われるゲートを担当。
天海春香
同行者は三代目、ヒロシ、モスキート、タランチュラ、ゲジゲジ、フナムシ、黒蟻部隊、白蟻部隊
天海春香
よくよく考えたら天界支部発足メンバーだったわ。これも縁かしらね。
天海春香
カブキーズと魔物達がケイドロ対決してるところを大きく迂回して出発。
天海春香
相変わらず魔物は出現し続けているみたいだけどカブキーズに向かっていて
天海春香
私達には気付いていない。飛行タイプの魔物は天界支部を追うのに夢中だしね。
天海春香
いおりん大好き魔獣達はギガンティック迎撃に向かったいおりんチームに向かったけど…
天海春香
ま、どうにかなるでしょ。
天海春香
そんなこんなで私達はゲートがあると思われる所までやって来た。
天海春香
確かにそこにはゲートらしきものがあり魔物が出現していた。でも私達が注目したのは
天海春香
そこじゃない。そこにいた人物だ。そいつはどう見ても…
黒井社長
「さぁ、どんどん暴れ回れ!そしてこの天界を私のモノにするのだー!」
天海春香
…そいつはまさかの黒井だった。死んだはずなのに…
天海春香
あ、そういやここは天界だったわ。
天海春香
聞けば奴はこの天界を我が物とし、紗代子にプレゼントして求婚するつもりらしい。
天海春香
全く相手にされてないのがまだ分かってないらしい。
天海春香
その事を伝えても聞く耳を持たず。当然私達としてもこいつの思い通りにする訳にはいかない。
天海春香
そのまま戦闘に突入。しかし、黒井にはある能力が…
黒井社長
「くらえー、疾風魔狼剣!」
天海春香
奴はKOYASU因子なる物を持っていて中の人が演じたキャラの技を使えるという…
天海春香
何だ、響と同じ能力じゃない。仲間からも「パクリ」「二番煎じ」「カッコ悪、ペッ!」
天海春香
と散々野次が。これにブチ切れた黒井がターンXを召喚。
黒井社長
「くらえ!爆熱ぅ、ゴッドフィンガー‼︎」
天海春香
ターンXの爆熱ゴッドフィンガーを食らって私達はボロボロに。
天海春香
私のソードブレイカーとシャストアのマントも破損して使い物にならず。仕方ない。こうなったら…
天海春香
「ヴィルヴェルヴィント、セートアーップ!」\Jawohl/
天海春香
うふふ、魔王麗花戦以来のスパイクシールド、ヴィルヴェルヴィント装着♪
天海春香
本当は星梨花編で登場予定が作者がシナリオ変えたせいで出番が無くなったけどようやく出せたわ。
天海春香
杏奈ちゃんが組み込んでくれた新しい術式の技をいよいよ披露する時が来たわ。
黒井社長
「ふん、そんなユニコーンガ◯ダムに登場したシュトゥルム・ガルスのスパイクシールド
黒井社長
みたいなので何が出来るというのだ!」
天海春香
「これが出来るのよ!クローン春香765号が命じる。出でよ、土爪!」\ヅガガガ…/
黒井社長
「そんな使い古しの獣魔術が効くか!」\ペチョン/
天海春香
「あれ…効かない?苦労して卵見つけて苦労して倒して契約したのに…」
黒井社長
「フハハハ、無駄な努力だったな。そろそろ終わらせてやろう!月光蝶であーる!」
天海春香
ターンXからアゲハチョウのような羽根が生え、凄まじい衝撃波が私達を襲う。
天海春香
「くぅ、もはやここまでか…こんな形でこのドラマが終わるなんて…」
黒井社長
「フハハハ、このターンX凄いよ、さすがターンAのお兄さん!」
天海春香
そんな時、上空から何かが降って…いや、落ちて来た。あれは171話で美也ちゃんが掘り当てて
天海春香
天界温泉の中庭に飾ってあったおヒゲのガ◯ダム…でも誰が?
黒井社長
「あれはターンA⁉︎どうしてあれがあるのだ?まさかこの辺にマウンテンサイクルが…」
天海春香
落下したターンAから這い出て来たのは何と駄神だった。
天海春香
天界温泉に残った駄神が暇だからと飾ってあったターンAに乗って遊んでいたらいきなり
天海春香
起動して勝手にここに向かって飛んだらしい。よく分からんが助っ人に来てくれたのだろうか。
天海春香
と思っていたらターンAとターンXから糸みたいなのが出て来て巻き付きやがて繭みたいになった。
天海春香
本当によく分からんが助かった、って事でいいのかな?
(台詞数: 50)