永吉昴
『きゃっぴぴぴぴーん☆すっばすっばるーん☆』
永吉昴
『みんなの妹すばるんだっちゃ☆』
星井美希
…って感じで、昴くんが普段見せない妹キャラ全面に押し出したら…
永吉昴
や、やだよ!!なんでそんな事想像するんだよ!!それに、どこに妹要素があるんだ!?
永吉昴
そもそも「だっちゃ☆」って古すぎるだろ!いつのネタだよ!!
萩原雪歩
そうだよ美希ちゃん!そんなの誰も望んでない!誰も得しないよ!!
永吉昴
そこまで全力で否定されると本気で凹むよ
萩原雪歩
やっぱりここは…妹キャラをちゃんと立てて
永吉昴
『…ゆ、雪ねえ。そろそろ足がしびれてきたんだけど…』
永吉昴
『足崩して…いいかな?ダメ?』
永吉昴
雪ねえ!?オレ、そんな風に言わないよ!?
萩原雪歩
年上の前にちょっとしおらしくて許可を求める昴ちゃん…
萩原雪歩
そして「だーめ☆」って優しく却下して涙目になってそのまま動かない昴ちゃんを眺めて…
星井美希
後ろから正座で痺れた足をツンツンってするの!!
永吉昴
そ、それは勘弁してほしいな…
星井美希
やってみる?
永吉昴
なんで!?もしもシリーズで実践って聞いたことないんだけど!?
萩原雪歩
やって…みようか?
永吉昴
ちょ、えええええ!?
星井美希
1時間後☆なの
永吉昴
…(モジモジ
萩原雪歩
(そろそろ効いてきた頃合いだね)
星井美希
(足の痺れに負けじと、こちらの要求するセリフを意地でも言わない昴くんかわいいの)
永吉昴
…っ……
萩原雪歩
昴ちゃん。お腹空いてない?
星井美希
(ここで茶菓子の催促なの!!下手したら食欲で足の痺れを紛らわせる事が出来るのに…)
星井美希
(雪歩は何を考えているの!?)
永吉昴
え?くれるの?それじゃあ…もらおうかな
萩原雪歩
はい?
永吉昴
え?
星井美希
(こ、これは…)
萩原雪歩
昴ちゃん…年上に対するモノの言い方ってあるよね…体育会系だったから、分かるよね?
永吉昴
あ、そ、そうだった…です
星井美希
こう言う時の雪歩ってスゴく怖いの
永吉昴
茶菓子を…ください、雪歩…さん
萩原雪歩
ん?
永吉昴
!?
星井美希
!?
永吉昴
え?あの?ちゃんと言われた通りに…
萩原雪歩
今の私は…お姉さんだよ?
永吉昴
え?その設定聞いてない…や、やっぱ足崩して…
永吉昴
あれ?足が動かない!?なんで!?
萩原雪歩
萩原家に代々伝わる茶道奥義…これが解除されるには…私の呼び方を…ね?
星井美希
無理やり雪ねえを言わせる作戦なの!?どこの超必殺技なの!?
永吉昴
…っ…ゆ、雪…(モジモジ
萩原雪歩
うん?
永吉昴
雪ねえ!!足が痺れてるっちゃ!!助けるッちゃ!!
萩原雪歩
グハッ!(バターン
星井美希
なのっ!(バターン
永吉昴
え?え?ええ?なんで二人とも倒れるの?まだ動けないんだけど…あー!もう!誰か助けてー!!
(台詞数: 50)