高木社長
今日はいい天気だなぁ。ちょっと風が強いけど。
高木社長
こんな日なら買い出しを押し付けられても悪い気はしないな。しかし…
高木社長
この聖ミリオン女学園はいつ見ても立派だなぁ。正にお嬢様が通う乙女の園って感じだよな。
高木社長
ここの生徒は美人揃いって噂だし…ウチの学校とは違いすぎるよなぁ。
高木社長
ま、どうせオレとは一生関わりがないだろうけどな。さ、買い出しを急がないと。
高木社長
遅れるといろいろうるさい連中がいるからなぁ。ん…?
高木社長
校門近くの茂みに何か引っかかってる?布みたいだけど…ハンカチかな?
高木社長
ここの誰かのが風で飛ばされたのかな?拾って事務員さんに届けた方がいいかな?(ヒョイ)
高坂海美
(バタバタ)あ〜、もう!あずさお姉さまのイタズラにも困ったものだわ!
高坂海美
まさか体育の時間に更衣室からアレを持って行くなんて〜。
高坂海美
いや、あずさお姉さまは軽いイタズラのつもりだったってのは分かってるんだけどね。
高坂海美
だからこそ余計にタチが悪いというか…
高坂海美
しかも最悪なのが返してもらう時に強風が吹いて飛ばされちゃった事だよ!
高坂海美
早く見つけないと。確かこっちに飛ばされたはず…
高坂海美
早く見つけないと。確かこっちに飛ばされたはず…ってぇ⁉︎ あの男が握ってるのって…
高木社長
ん?誰かこっちに向かって来るな。あの制服、ここの生徒か。
高坂海美
ちょっとあんた!それをどうするつもりよ?返しなさいよ‼︎
高木社長
それって…これの事?あぁ、君のなのか。良かった、持ち主が見つかって…
高坂海美
この変態‼︎早く返しなさい!人を呼ぶわよ!
高木社長
えぇ…何でハンカチ拾ったくらいで変態呼ばわりされるんだ?
高坂海美
ハンカチ?何言ってんのよ。そ、それは私の…///
高坂海美
ハンカチ?何言ってんのよ。そ、それは私の…/// \ヒュウゥウゥゥ/(突然の神風)
高木社長
え…
高坂海美
あ…
高木社長
ツルツル…
高坂海美
見るなー!怒りのかかと落としーー‼︎(ゲシッ!)
高木社長
ゲフゥ⁉︎…丸…見…え……(パタリ)
高坂海美
ハァハァ…み、見られた…女の子の大事なトコを見ず知らずの男に…
高坂海美
うぅ…お祖母様から将来を誓った相手にしか見せちゃいけないって言われてるのに…
高坂海美
このままだとこいつと結婚しないといけなくなっちゃう…
高坂海美
いや、まだだ。幸い目撃者はいない。今この場でこいつを亡き者にすればチャラに出来るはず。
高坂海美
そうと決まれば首を絞めて…ん?
高坂海美
こいつ、よくよく見るとそれなりの顔してるじゃん。体格もなかなかだし…
高坂海美
この制服、765高校だよね?男女が1つ屋根の下で学ぶ破廉恥な共学校の…
高坂海美
(ゴソゴソ)生徒手帳は…あった。ふーん、私と同い年か。高木P太郎…
高坂海美
よし。
高坂海美
(ピッポッパ)あ、セバス?急で悪いけど転校しようと思ってね。
高坂海美
どこにって…765高校だよ。理由は…まぁ、見聞を広げるって事で。
高坂海美
ほら、幼稚舎からずっと聖ミリオン女学園だったじゃん?少しは外の世界の事を知ろうかな〜て。
高坂海美
いいから手続きして!お父様には私から説明しとくから!私の将来が掛かってるの‼︎
高坂海美
はい、よろしくね。任せたよ。
高坂海美
とりあえずはこれでよし、かな?
高坂海美
高木P太郎、この場であんたの息の根を止めるのはやめといてあげる。
高坂海美
その代わり、私直々にあんたという人間を隅々まで観察してやるから覚悟さない!
高坂海美
そ、それで私のお眼鏡に叶ったら…その時は私のお婿さんにしてあげるから…///
高坂海美
でもそうじゃなかったら…その時は私の将来の為に消えてもらうからね!
高坂海美
ま、気絶してる奴に言っても仕方ないんだけどね。
高坂海美
と、いけない。早く戻らなきゃ。授業が始まっちゃう!
高坂海美
まだ走れば間に合うね。よーし、行っくぞ〜!
高坂海美
あれ?なんかスースーするね?というか何か忘れてるような…
(台詞数: 50)