天空橋朋花
おや、気付いていましたか〜、さすがと言うべきでしょうかね〜。
野々原茜
全く隠す気無かったくせによく言うよ。で、何か用だった?
菊地真
いや、もし茜ちゃんの手に余るようなら手伝おうかと思ったんだけど…
天空橋朋花
まさか擬似聖杯を持ち出すとはなかなかやりますねー。
野々原茜
茜ちゃんに抜かりはないのだよ。それにしてもまさか君達2人に心配されるとはね〜。
野々原茜
なかなかお優しいんだね。大天使長と悪魔王は♪
天空橋朋花
あらあら、そんな昔の肩書きで呼ばれるのは久しぶりですね〜。今はただの天使ですよ〜。
菊地真
ボクも今じゃ一介のサラリーマン悪魔だよ。
野々原茜
2人とも、かつての力を失ってるからね〜。茜ちゃんも人の事言えないけど。
天空橋朋花
全く、神界で封印されてるかと思ったらあちらこちらをウロチョロしてるんですから…
天空橋朋花
本当に困った人ですね〜。あなたには神界大戦の頃から苦労させられますよ〜。
菊地真
本当だよ。せっかく苦労して封印したと言うのにさ。
野々原茜
あー、はいはい。茜ちゃんはみんなから寄ってたかってイジメられて封印されたんだよね〜。
野々原茜
敵対していたはずの天使、悪魔、精霊、妖精にその他の魔族に神々達…それらが結託してね。
野々原茜
ありゃ反則だよ、全く!
菊地真
それだけ茜ちゃんが強大で危険だったからだよ。だから一時共闘って事で手を結んだんだよ。
天空橋朋花
でもまさか茜ちゃんを封印するのにほとんどの力を持って行かれるとは思いませんでしたけどね。
野々原茜
そりゃあ、茜ちゃんだって全力で抵抗するに決まってるじゃん♪
菊地真
おかげで封印出来たのはいいけどそれぞれの勢力の長は力を失い、その後の戦闘継続は不可能に。
天空橋朋花
そのまま痛み分けとなって大戦は終結したんですよね〜。ま、時すでに遅しって感じでしたが。
菊地真
神界は度重なる争いで汚染され荒れ果てて生物が住めない環境に…
天空橋朋花
だから神界に住んでいた神々は天界に移住したんですよね〜。民族大移動ですね〜。
野々原茜
…茜ちゃん、そんなところに一人ぼっちで封印されてるんだよね。寂しいったらありゃしない。
野々原茜
茜ちゃんに従ってた連中も茜ちゃんが封印されたらさっさと他の勢力に投降しちゃったしね。
野々原茜
そこは封印された茜ちゃんを助けるところじゃなかったのかな〜って思ったよ。
天空橋朋花
ま、所詮は茜ちゃんのおこぼれ目的で集まった連中でしたからね。忠誠心なんて皆無でしたよ。
天空橋朋花
それもこれも茜ちゃんの人望のなさが成せる技ですね〜。
野々原茜
ほほぅ…朋ちゃん、喧嘩売ってる?
天空橋朋花
あらあら、やりますか〜?
菊地真
やめなって。かつての力が無いとはいえ君達が戦ったらこの辺りに甚大な被害が出るからさ。
天空橋朋花
あら、それはいけませんね〜。でも茜ちゃんとはいずれキッチリと決着をつけたいものですね。
菊地真
それはボクも同じだよ。でもそれは茜ちゃんだけでなく…天使さんともね。
天空橋朋花
それはもちろんですよ〜。悪魔くんを殺すのは私なんですからね〜。
野々原茜
このまま2人が戦って共倒れしてくれたら茜ちゃんとしては万々歳なんだけどな〜。
天空橋朋花
あ、それは無理です。
菊地真
最優先抹殺対象は茜ちゃんだから。
野々原茜
うわぉ、茜ちゃんモテモテだね。
天空橋朋花
で、とりあえずの目的を達成した茜ちゃんはこれからどうするのですか〜?またどこかの世界に?
野々原茜
ま、それもいいかもだけど…しばらくはまだ天界にいるかな。あの連中といると楽しいからね。
菊地真
ハルショッカー天界支部か。ボクはあまり関わってないからよく知らないけど…
天空橋朋花
なかなか楽しい人達ですよ〜。
野々原茜
朋ちゃん、しょっちゅう天界温泉にタダで入ってたよね?入り浸ってたよね?
天空橋朋花
さぁ〜、何の事だか分かりませんね〜。
野々原茜
こやつ…
菊地真
ところで茜ちゃんはまだここにいていいの?
野々原茜
おっといけない。茜ちゃん、黙って出て来たからね。今頃みんなが心配してるだろうね。
野々原茜
それじゃあ、朋ちゃん、真くん、バッハハーイ!また遊ぼうねー。
天空橋朋花
行っちゃいましたね〜。あの様子なら彼女と遊ぶのは遠い先になりそうですね〜。
菊地真
彼女、昔に比べて随分変わったよね。凶々しい気配が消えたというか…
天空橋朋花
ですね〜。でも天界支部はこの後始末をどうするつもりなんでしょうね〜。
(台詞数: 50)