所恵美
さぁ、目指す戦場がさだまったとあれば余もまた、
所恵美
『騎手』のクラスに、恥じぬ形で馳せ参じなくてはなるまいて出でよ、我が愛馬!
所恵美
《ヒヒーン》
所恵美
さぁ坊主、戦車の御者台よりは、ちょいと荒れる乗り心地だが、
所恵美
まぁそこは腹を括って耐えることだ。ほれ、乗るがいい
舞浜歩
我がサーヴァントよ、令呪をもって命ずる!
舞浜歩
ライダーよ、必ずや、最後までオマエが勝ち抜け
舞浜歩
重ねて令呪をもって命ずる。……ライダーよ、必ずやオマエが聖杯を掴め
舞浜歩
さらに重ねて、令呪で命ずる
舞浜歩
ライダーよ、必ずや世界を掴め。失敗なんて許さない
舞浜歩
さあ、もう行けよ。どこへなりとも行っちまえ。オマエなんか、もう……
所恵美
もちろん、すぐにも征かせてもらうが……
所恵美
あれだけ口喧しく命じた以上は、もちろん貴様も見届ける覚悟であろう?
所恵美
すべての命令が遂げられるまでを(ガバッ)
舞浜歩
ば、ば、馬鹿バカ馬鹿ッ!あ、あのなぁ、おいこらッ
舞浜歩
令呪ないんだぞ!マスター辞めたんだぞ!
舞浜歩
何でまだボクを連れて行く!?ボクは……
所恵美
マスターじゃないにせよ、余の盟友(とも)であることに違いはあるまい
舞浜歩
……ボ…ボクが……ボクなんか、で……本当に、いいのか……
舞浜歩
オマエなんかの隣で、ボクが……
所恵美
あれだけ余と共に戦場に臨んでおきながら、今さら何をいうのだ。馬鹿者《ヒヒーン》
所恵美
貴様は今日まで、余と同じ敵に立ち向かってきた漢(おとこ) でないか。
所恵美
ならば、盟友だ。胸を張って堂々と余に…比類せよ
舞浜歩
……ッ
所恵美
さて、ではまず第一の令呪に答えるとしようか。刮目して見届けよ
舞浜歩
……ああ。やってみせろよ。このボクの目の前で!
星井美希
次回予告
所恵美
敵は、万夫不当の英雄王…相手にとって不足なし
所恵美
我らが覇道を示そうぞぉ!
星井美希
征服王…見果てぬ夢の結末を知るがいい…
星井美希
この我(オレ)から理(ことわり)を示そう《次回 最果ての海》
(台詞数: 31)