星井美希
今日のおっ昼はおにぎり～♪あは☆それじゃ、いっただきま～す、なの!
七尾百合子
ただいま戻りました～。あれ?美希さん今日のお昼もおにぎりですか?
星井美希
うん!ミキね、おにぎり大好きなの!だからぜ～んぜん飽きないの!
七尾百合子
そうなんですか?あ、ほっぺたにご飯粒がついてますよ?とってあげますね。
星井美希
百合子、ありがとなの!
七尾百合子
いえ、お気になさらず。
星井美希
それじゃ、改めていっただき... (ティンときたの!)
七尾百合子
どうかしましたか美希さん?
星井美希
百合子、さっきなんて言ったの?
七尾百合子
え?お気になさらず...ですか?
星井美希
その前なの!
七尾百合子
ええっと、ほっぺたにご飯粒がついてますよ...?
星井美希
それなの!今美希が食べてるのはおにぎりなの!でも、ほっぺたについたのはご飯粒なの。
星井美希
てことは「おにぎり」から生まれたご飯粒は、「おにぎり」とは言わないの?
七尾百合子
あの、美希さんの仰ってることがよくわからないのですが...。
星井美希
えっと、おにぎりを半分にしてもおにぎりだよね?
七尾百合子
そう...ですね。
星井美希
じゃあじゃあ、半分になったおにぎりをまた半分にして、次のもまた半分にして...
星井美希
どんどん半分にして2,3粒までになったら、それはまだおにぎりなの?
七尾百合子
それはもうおにぎりではなくご飯粒では?
星井美希
じゃあどこからおにぎりじゃなくなるの?
七尾百合子
それは...
星井美希
うーん、ミキは世界に謎を作ってしまったの...。
秋月律子
(美希ったらまた変なこと考えてるわねぇ。)美希、あなたもうレッスンの時間でしょ?
星井美希
あ、ほんとだ!またハニーに怒られちゃうの!じゃあね百合子!
七尾百合子
はい、レッスン頑張ってください。
七尾百合子
あの、律子さん?さっきの美希さんの質問に答えはあるのでしょうか?
秋月律子
うーん、難しいけど、少なくともおにぎりとご飯粒の線引きはできそうね。
七尾百合子
あれが哲学というものなのでしょうか?
秋月律子
哲学ねぇ。発想としては哲学らしいと思うけど...。
七尾百合子
そもそも哲学って何ですか?
秋月律子
それについては私からは上手く説明できないわね。いくつか問題なら知ってるけど...
秋月律子
クオリア問題、胡蝶の夢、囚人のジレンマ...、どれも頭が痛くなるような哲学問題よ?
七尾百合子
はぁ...、それって答えは出てるんですか?
秋月律子
答えを出すっていうより、問題に対して結果どうなるのかを考えるのが目的かしら?
秋月律子
問題を思考することが哲学って言うくらいだからね。百合子も調べてみるといいわよ?
七尾百合子
私は結構です。すいませんが、美希さんの相手をして疲れたので、少し休んできます。
秋月律子
そう?あ、皆さんはどうかしら?たまには頭を使うのも楽しいですよ!
(台詞数: 38)