天海春香
ミリオンカフェのお菓子担当天海春香です!精一杯頑張りま~す!
水瀬伊織
やるからにはキッチリしなさいよ。アイドルだからなんて言い訳は許さないからね、いい?
天海春香
分かってるってば。お菓子作りは得意なんだし、任せておいて。
天海春香
…とは言ったものの。正直あくまでも趣味でやってるものだし、本格的な知識は無いんだよね。
天海春香
スタッフさん、色々道具揃えてたけど。何に使うのか見当もつかないのも多いなあ、うーん…
二階堂千鶴
春香、制作はいかがですの?
天海春香
あ、千鶴さん。実はその、スタートからちょっとつまづいてるといいますか…
二階堂千鶴
あら、随分本格的な道具が揃ってますのね。これなんか滅多に使うものではありませんのに。
天海春香
え、使い方分かるんですか?
二階堂千鶴
セレブたる者このくらいは当然ですわよ!何でもお聞きなさいな。
天海春香
助かります!それじゃあ、このケーキの作り方なんですけど…
天海春香
…という事があってね。千鶴さんのおかげで順調だよ、助かっちゃった!
天海春香
千鶴さんってお菓子にも詳しいんだね、さすがセレブってカンジだったよ。
水瀬伊織
ふーん、千鶴がねえ…
天海春香
これなら何とか上手くいきそうかな?油断は禁物だけど。それじゃ後片付けして、今日は…
天海春香
あれ?
水瀬伊織
どうかしたの?
天海春香
ここに置いてた本が無いんだ。プロデューサーさんが用意してくれた本格的なやつなんだけど。
天海春香
ま、いっか。それじゃ明日も頑張ろうっと!
水瀬伊織
…
二階堂千鶴
…ふむ。生クリームの温度はこのくらいですのね。それからこの道具の使い方は、と。
水瀬伊織
もう閉めないと電気代がもったいないわよ?
二階堂千鶴
い、伊織!?
水瀬伊織
おかしいと思ったわよ。石焼きイモとパン耳ラスクが好物のあんたがお菓子に詳しいだなんてね。
二階堂千鶴
な、何の話ですの!?これはあくまでもその、覚えてる事の復習といいますか…
水瀬伊織
お菓子作りは春香の担当でしょ?あんたが色々覚える必要は無いんじゃない?
二階堂千鶴
あら、それは違いましてよ。
水瀬伊織
ん?
二階堂千鶴
わたくしは今回のミリオンカフェの責任者なのですもの。担当に丸投げでは格好がつきませんわ。
二階堂千鶴
それに春香だって、身近にいる人間に色々聞けた方が安心して取り組めますでしょう?
水瀬伊織
それは分かるけどね。1人で何でもかんでも背負い込むのもよくないんじゃない?
二階堂千鶴
もちろん心得ておりますわ。わたくしはあくまでも相談相手、いざという時の備えですわ。
二階堂千鶴
座して堂々と構える総大将!セレブにふさわしい役目ですわね、おーっほっほ…ゲホゴホ。
水瀬伊織
ったく、無理しちゃって。
水瀬伊織
ほら、さっさと着替えて準備なさい?
二階堂千鶴
はい?
水瀬伊織
知識だけでお菓子作りは出来ないわよ。ウチにパティシェを呼んどいたわ。
二階堂千鶴
え?
水瀬伊織
ほら早く。春香が待ちくたびれてるわよ。
二階堂千鶴
し、仕方ありませんわね!春香だけでは伊織の家は行きづらいでしょうから!おーっほっほ…
水瀬伊織
わざわざ呼んであげたのよ、役に立てないと承知しないからね?
水瀬伊織
…頑張んなさいね?千鶴。
(台詞数: 42)