音無小鳥
密着取材、ですか?
高木社長
うむ。今日1日をカメラに収めたい、という事らしい。
音無小鳥
はあ。でも、もう何の予定もありませんよ?大規模なイベントはもう終了しましたし。
高木社長
最終日だからといって特別な事はせずに見送りたい。それが皆の希望だったからね。
高木社長
だからこそ、アイドル諸君が今日をどのように過ごすか。それはそれで興味ある題材なのだろう。
音無小鳥
そうですか。今日くらいゆっくり過ごしたかったんですけど。
高木社長
もちろんそれでいいだろうさ。何もインタビューを受けたりするわけじゃないからね。
音無小鳥
カメラが回ってたらそうもいきませんよ。
高木社長
まあそういうワケだ。スタッフは間もなく到着する、後はよろしく頼むよ?
音無小鳥
はい、分かりました。
音無小鳥
密着取材ねえ。面白い事なんて、ここにはもう何も無いと思うんだけど。
音無小鳥
まあいいわ。あくまで自然に、いつも通りにしておけばいいのよね。
音無小鳥
…いつも通りでいいのよ、ごく当たり前の、何でもない日を過ごして。
音無小鳥
そうやって、終わるんだわ。そして、それが過ぎたら…
音無小鳥
と。駄目よ小鳥、しんみりするのはもうおしまいって決めたじゃない。
音無小鳥
それよりお仕事お仕事。スタッフさんと打ち合わせて、皆にも説明しておかなきゃね。
音無小鳥
あーあ、私は相変わらずよね。ま、お仕事だから仕方ないけど。
音無小鳥
ようし。それじゃあ今日もいつもの通り、頑張ってお仕事しようっと!
(台詞数: 18)