北沢志保
はぁ…みんなやる気あるの? これなら私1人だけで練習した方がマシだわ…
最上静香
ちょ…ちょっと志保⁉︎
箱崎星梨花
志保さん…
北沢志保
それじゃ…ガチャ(ドアを開ける)
箱崎星梨花
行っちゃいましたね…
最上静香
もう💢 いつもいつも…
北沢志保
P「ここは俺に任せてくれないか?」
最上静香
まぁ…プロデューサーさんがそう言うなら…
北沢志保
P「じゃあ行ってくるから2人はレッスン続けててくれ。」
箱崎星梨花
は…はい。
最上静香
お願いします、プロデューサーさん…
北沢志保
はぁ…またやってしまった…けどあのままやってたら上にはいけない…
北沢志保
やっぱり私1人でレッスンするしかないわよね…
北沢志保
P「おーい❗️志保〜‼️」
北沢志保
プロデューサー…さん?
北沢志保
レッスン中ですよ?私なんかに構ってる暇は無い筈ですが…
北沢志保
P「志保がいないとレッスン出来ないだろ?だから連れ戻しに来たんだ。」
北沢志保
すいません…だけど今は1人にして下さい…本番までには戻りますから…
北沢志保
P「それじゃ意味が無いんだよ!」
北沢志保
レッスンなら1人でやりますし、個人レッスン増やせばいけると思いますが…
北沢志保
P「何でも1人で背負い込む必要は無いぞ?」
北沢志保
私には私のやり方があるんです‼️それにあのまま続けてたら絶対に上にはいけません‼️
北沢志保
P「それはあの中に足手まといがいるって事か?」
北沢志保
別にそういうわけでは…けど静香は甘い所があるし、星梨花はまだ体力が…」
北沢志保
P「…いいか?これを見てみろ(手を出す)」
北沢志保
手?ですか?
北沢志保
P「手には指がついてるだろ?長いのも短いのも細いのも太いのもある。」
北沢志保
P「それぞれ違う個性を持ったアイドルが集まった化学反応…それを俺は見せたいんだ。」
北沢志保
P「それがアイドルってものだろう?泣いても笑っても1人で完結する…」
北沢志保
P「アイドルはそんな味気ないモンじゃないだろう?間違ってるか?」
北沢志保
………。
北沢志保
P「誰かに似せる必要は無い。正解があるわけでも無い。形を整える事が先にあるんじゃなく」
北沢志保
P「仲間の思いを聞いてあげる事…そのうち何かを気持ちいいと感じる自分に気がついたら…」
北沢志保
P「志保の想いに従えばいいんだ。仲間や自分の気持ちに聞こえないふりをしていると」
北沢志保
P「そのうち本当に聞こえなくなってしまう。志保の想いを素直に表したらいいんだ」
北沢志保
…出来るでしょうか?私に…
北沢志保
P「いいか?お前なら必ず出来ると思ったからユニット組ませたんだ。」
北沢志保
プロデューサーさん…ありがとうございます!
北沢志保
P「さぁ、練習だ!いこうか?」
北沢志保
はい!
北沢志保
P「しっかし今日は冷えるなぁ…ラーメンでも食べてくか?」
北沢志保
静香達を待たせてるんじゃ?
北沢志保
P「そうだったな…」
北沢志保
もう…プロデューサーさんったら!
北沢志保
けどありがとうございます(小声)
北沢志保
P「なんか言ったか?」
北沢志保
いえ、別に…
北沢志保
1年か2年か、もしかしたら10年後。振り返った時にあの日から変わったと思える
北沢志保
そんな日がきっとある…
北沢志保
今日がその日だ!
(台詞数: 50)