横山奈緒
あー…ホンマに酷い目にあったわ。
我那覇響
奈緒、どうしたのさ。…はい、シークヮーサージュース。
横山奈緒
ありがとさん♪
最上静香
(ずるずる)…もしかして、昨日の話ですか?
最上静香
麗花さんや美也さんと“イチャイチャ”してたって噂の…?
横山奈緒
誰がイチャイチャしとったって!
横山奈緒
いやまあ、私も悪ノリし過ぎた部分があったんやけどな?
我那覇響
んで?何やったのさ。
横山奈緒
ん?…いや、麗花の身体検査の時にな、さすがにやり過ぎて逃げられてしもうてな。(手ワキワキ)
我那覇響
その手つきは止めよう。うん、だいたいわかったぞ。それで?
横山奈緒
で、麗花が逃げてった先に美也がいたんよ。
最上静香
(ずるずる)そこで美也さんにも手を出したんですよね?
横山奈緒
言い方!人聞き悪いな!
横山奈緒
まあ、確かに美也の身体検査もせなあかんな、と思ってな?(手ワキワキ)
我那覇響
だから、その手つき止めよう。
最上静香
そうこうしてるうちに、騒ぎを聞きつけた警官がやって来て事態が変わったんです(ずるずる)。
我那覇響
どういうこと?
最上静香
警官はこう言ったそうです。「あれ?横山警部、今外に出られましたよね?」…と。
我那覇響
そっか!【姫】は奈緒に化けて警備網を突破したんだね!
我那覇響
そっか!【姫】は奈緒に化けて警備網を突破したんだね!…あれ?ということは…。
最上静香
奈緒さんは身体検査を“する側”から“される側”になったんです。(ずるずる)
横山奈緒
…そっから先は思い出したくない…。
横山奈緒
二人して“満面の笑み”でこう手をワキワキさせながら迫ってくるあの恐怖…。
最上静香
…そこから始まった光景に、警官が居たたまれなくなって“鍵をかけて”退出したそうです…//
横山奈緒
鍵かけるな!
最上静香
…いいじゃないですか。中からも外からも開けられるタイプだったんですから。(ずるずる)
横山奈緒
まあ確かに…あんな姿を人前に晒すよりは、な。
我那覇響
自業自得だぞ。悪ノリし返されたってことでしょ?
横山奈緒
…まあ、そうなんやけどな。
最上静香
どうせ【姫】のことですから、あの二人に容疑がかかり続けるのを避けたんじゃないですか?
最上静香
(ずるずる)“奈緒さんが二人いた”状況を作れば【姫】がそこにいて外に逃げたとなりますから。
最上静香
(ずるずる…コト)ご馳走さまでした。
横山奈緒
…
我那覇響
…
最上静香
な、なんですか?二人して。
我那覇響
いや、前だったらそういう見方してなかったな、って思って。
最上静香
い、いいじゃないですか!私だって成長してるんです!
最上静香
…【姫】はいつか必ず私が捕まえます。そのためにも日々の鍛練を…。
横山奈緒
とりあえず【姫】が静香に化けるのはキツそうやから、対決に専念できるな♪安心してええで♪
最上静香
…\ガタン/
横山奈緒
あ、あの、静香…さん?目ぇが笑ってない…です…けど…?
最上静香
…奈緒さんも対決に専念できるように、その無駄に育ってるモノを“揉み取って”あげますよ?
横山奈緒
やーめーてーー!!
我那覇響
悪ノリのし過ぎだぞ。全然懲りてないさ…。奈緒は成長しないね。
(台詞数: 44)