野々原茜
もう律子さんときたら。いくらオフだからって、この茜ちゃんを呼び付けて掃除をさせるだなんて。
野々原茜
そりゃちょーっと事務所でローラースケートしたけど、だからってこれは酷くないかい?
野々原茜
と、ブツブツ言っても仕方ない。ぱぱっとやっちゃおう、茜ちゃんは出来る子だからね!
野々原茜
さて、と。ターゲットはあれかぁ。麗花ちゃんのロッカー。はあ、こういうのは業者に頼みなよ…
野々原茜
ってあれ?綺麗に片付いてる。嘘でしょ、昨日まで爆撃後の市街地みたいだったのに!
北上麗花
酷いよ茜ちゃん、私だってたまにはお掃除くらいするんだよ?
野々原茜
麗花ちゃん!これ、麗花ちゃんが自分で片付けたの?
北上麗花
もっちろん。最終日くらい綺麗にしようと思って。うふふ、すごいでしょう?
野々原茜
麗花ちゃん…やればできる子って、茜ちゃんは信じてたよ!
北上麗花
ありがとう。あ、それからこれ。
野々原茜
プリン?
北上麗花
いっつもつい勝手に食べちゃうから、そのお詫び。ゴージャスセレブプリン、好きだよね?
野々原茜
すごい、こんなに沢山。まるで夢のようだよ、あの麗花ちゃんが!
野々原茜
…
北上麗花
…ちゃん、茜ちゃん、起きてってば。最終日だし、最後にここで会おうって決めたでしょ?
野々原茜
むにゃむにゃ…麗花ちゃん、本当にありがと。カワイイ茜ちゃんも大歓迎だよ…
北上麗花
もう。私はお仕事あるからすぐ出ないといけないって、ちゃんと言っておいたのに。
北上麗花
まあいいよね。また明日、挨拶すればいいんだもん。
北上麗花
……
北上麗花
………ねえ、茜ちゃん。
北上麗花
たとえ世界が終わっても、新しい所に行っても。
北上麗花
私たちは、ずっと、ずーっと、一緒にいようね?
北上麗花
起きないから勝手に約束しちゃった、うふふ。でも、もう決めたから。絶対だよ?
北上麗花
それじゃあお仕事行ってくるから。またね、茜ちゃん。
北上麗花
……ありがとう、さよなら。
北上麗花
………………
北上麗花
…………………あ、それと。
北上麗花
プリン、どうもごちそうさま。美味しかったよ?
(台詞数: 28)