高槻やよい
じゃーん!どう、似合ってるかな?
北沢志保
はい。やよいさんらしさが出ていていいと思います。
高槻やよい
駄目だよ志保ちゃん。私達、同い年でしょ?そういう言葉遣いはナシ。あと、呼び捨てでね。
北沢志保
わ、分かりました…じゃなくて。分かったわ、やよい。
高槻やよい
うんうん、よく出来ました!
二階堂千鶴
ごきげんよう。あら、何のコスプレ大会ですの?
北沢志保
おはようございます。遊んでるわけじゃありません、これも仕事です。
高槻やよい
今度のイベントで、私達のどっちかがメイドさんになるんですよね?だから、先に練習しようって。
二階堂千鶴
なるほど、それは感心ですわね。服まで着る必要は無いと思いますけど。
高槻やよい
私もそう思ったんですけど、せっかくなら形から入ろうって、志保ちゃんが!
北沢志保
ちょっとやよい!それは言わないでって……
二階堂千鶴
それはそれは。なるほど、良いのではなくて?あなたにもそういう遊び心は必要ですわ。
北沢志保
からかわないで下さい。それより、そろそろ練習したいんですが。
高槻やよい
あっじゃあさ、千鶴さんにご主人様役やってもらわない?
二階堂千鶴
え?
北沢志保
そうね、いいかも。千鶴さんも練習しておいた方がいいんじゃないですか?
二階堂千鶴
よろしいの?
高槻やよい
はい、もちろんです。二人で精一杯おもてなししまーす!
二階堂千鶴
まあ、楽しみですこと。それじゃあ何をすればよろしいのかしら?
北沢志保
とりあえず、座っておいて下さい。私達が演技しますから、あとはアドリブで。
二階堂千鶴
分かりましたわ。じゃあ、この椅子に…よいしよ。
高槻やよい
おかえりなさいませー、ご主人様!何をお持ちしますか、お水ですか、新聞ですか?
二階堂千鶴
まあ。元気のいいメイドさんですこと。とりあえず用事があればお呼びしますわ。
北沢志保
ちょっとやよい、さっき教えたのと全然違うじゃない。ちゃんとしなきゃ。
高槻やよい
でも、あれはちょっと恥ずかしいよ……
北沢志保
しょうがないわね。もう一度お手本を見せるわ、いい?
二階堂千鶴
ん?
北沢志保
おかえりなさい、ご主人様〜☆ご主人様に会えて志保、とーっても嬉しいよ。キャハッ♡
二階堂千鶴
何ですの急に!?
北沢志保
何って。メイドさんはこういう物だって、プロデューサーさんが。あと、小鳥さんも。
高槻やよい
志保ちゃんの演技、小鳥さんすっごい褒めてたんですよ!
二階堂千鶴
……
二階堂千鶴
ごめんなさい。ちょっと、音無さんに用事が出来ましたわ。これで失礼しますわね。
高槻やよい
あれ、千鶴さんこのあとレッスンじゃなかったですか?
二階堂千鶴
ええ、そうね。ある意味今回のお芝居のレッスンになるかもしれませんわ……サスペンスの、ね。
北沢志保
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(台詞数: 36)