お兄ちゃん
脚本家
クジンシー@パースかばん
投稿日時
2019-05-22 19:51:14

脚本家コメント
将来の夢

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黒井社長
P(偶に視線を感じる)
黒井社長
P(いつものむすっとした視線ではない、何か不思議な視線だ)
黒井社長
P(しかし振り返ってみてもこちらを見ていなかったり、いつもの視線に戻ったりする…)
周防桃子
(お兄ちゃんは覚えてないよね)
周防桃子
(でもいいの、桃子はずっと覚えてるよ)
周防桃子
(昔の思い出、桃子と遊んでくれた大事なお兄ちゃんを)
周防桃子
小桃子「おにーちゃーん!」
黒井社長
若P「おー、今日も元気だな」
周防桃子
小桃子「うんー!ももこ、おにーちゃんとあそぶのたのしい!」
早坂そら
桃子母「いつもすみません」
黒井社長
若P「いえいえ、最近物騒ですから。暇な時ぐらいおやすい御用です」
周防桃子
小桃子「ももこね、おにーちゃんとけっこんするー!」
黒井社長
若P「桃子ちゃんがもっと大きくなったらね」
周防桃子
小桃子「おおきくなったら?」
早坂そら
桃子は大きくなる方法を探した、そして近道になりそうなものを見つけた
周防桃子
小桃子「ままー!ももこね!じょゆうさんになりたい!」
早坂そら
桃子母「そう簡単にはいかないわよ?」
周防桃子
小桃子「やってみなきゃわかんないよ!」
早坂そら
桃子母「うーん…」(オーディションだけでも受けさせてみましょう)
早坂そら
落ちると思われていた桃子だが、受かってしまい後にひけなくなった。
早坂そら
その後も順調にステップを踏みスターに近づく桃子、全てはあの時の約束の為に
早坂そら
しかし現実は非情だった
周防桃子
小桃子「お兄ちゃん…引っ越しちゃうの?」
黒井社長
若P「仕事の都合でね、もう遊べないんだ」
周防桃子
小桃子「大きくなったら結婚してくれるって言ったじゃん!嘘つき!」
早坂そら
桃子母「あんまり困らせないの!」
周防桃子
小桃子「うわーん!馬鹿ー!」
黒井社長
若P「申し訳ない」
早坂そら
桃子母「いえ、こちらこそすいません」
早坂そら
子役としての目標を失った桃子はみるみる出番が減り、遂には辞めてしまう
早坂そら
日に日に焦燥していく桃子、それを見かねた母は桃子に今一度オーディションを受けるように言った…
周防桃子
もう一度オーディションを…?分かった、受けてくる
黒井社長
P(いきなり踏み台に乗った!?)
周防桃子
(お、おにい…ちゃん…?)
周防桃子
(駄目、向こうは気がついて無いんだしこっちも知らないふりしないと)
黒井社長
P(見覚えあるような…だめだ、踏み台の衝撃で思い出せない)
周防桃子
(結局鈍いお兄ちゃんは思い出さないまま桃子をプロデュースしてる)
周防桃子
お兄ちゃん!ボーっとしてる暇無いんじゃない?
黒井社長
P「そ、そうだったな。すまん」
周防桃子
(桃子がもっと素直になったら、あの時の約束…守って貰うんだから)

(台詞数: 40)