菊地真
茜!いや、茜師匠!ボクを弟子にしてください!
野々原茜
まこりんの師匠はこのみんじゃなかった?
菊地真
このみ師匠はセクシーの師匠。今のボクには可愛さの極意が必要なんだ!
菊地真
実は今度、お芝居で「舞踏会に出るお嬢様」の役をやることになって…。
野々原茜
へぇー……いつになく女の子っぽい役だね。
菊地真
それ!まさにボクの可愛いところをアピールできる、絶好のチャンスなんだ!
菊地真
でも、ボクが可愛くやろうとすると、何故かいつもイタい物を見るような目で見られるから……。
野々原茜
なるほど。それでこの超絶可愛い茜ちゃんを訪ねてきたんだね。
野々原茜
オッケー!茜ちゃんが可愛いさの極意をアドバイスしてあげる!
菊地真
師匠!お願いします!
野々原茜
まず、まこりんの場合、可愛いとイタいの境界線を知ることが大事だね。
菊地真
境界線って、どういうこと?
野々原茜
まこりんはイケメンだからね。
下手に可愛くすると、ギャップで周りがびっくりしちゃうの。
下手に可愛くすると、ギャップで周りがびっくりしちゃうの。
野々原茜
というわけで、どのくらいまで可愛くしていいかを知るために、すばるんを連れてきたよ!
永吉昴
おっす、よろしくな!
菊地真
えっ、どうして昴を?
野々原茜
論より証拠。まずは茜ちゃんが可愛さをアピールするね。
野々原茜
みんなー!プリティ〜にゃんにゃんっ!野々原茜ちゃんだよー!
永吉昴
すげー!茜ってすっごく可愛いよな!
野々原茜
ま、こんな感じで、まこりんも好きにアピールしてみてよ。
菊地真
わかった!よーしっ!
菊地真
きゃっぴぴぴぴーん!みんなのアイドル、菊地真ちゃんなりよー★
永吉昴
真はさ…すごいよな。何て言うかさ…ほんとすごい。
菊地真
ボクの時だけ何か違くない!?
野々原茜
アピールが過剰だからだよ!お嬢様の役なんだから、お淑やかさも意識して!
菊地真
なるほど……お淑やかに……可愛く……美しく……よしっ!
菊地真
あのねあのね、王子様!真姫と踊ってくれたら嬉しいなっ♪
永吉昴
すげぇ……すげぇよ、真……。
菊地真
今に見てろ!!
野々原茜
【こうして、まこりんの血の滲むような特訓の日々が始まった。】
野々原茜
まこりんはそのままで可愛いんだから!余計な味付けは要らないんだよ!
野々原茜
自然な笑顔だけで十分可愛いよ!それが境界線ギリギリだと思って!
菊地真
自然な笑顔……それなら……!
菊地真
きゃはっ♪
永吉昴
ぶっちゃけあんまり変わってない。
菊地真
おいあんた!ふざけた事言ってんじゃ……
野々原茜
やめろ真っちゃん!!!
野々原茜
【そして……】
菊地真
王子様。よろしければ、私と踊ってくださいませんか……えっ、良いんですか?
菊地真
嬉しいです……へへっ♪
野々原茜
それだよまこりんーーー!!
永吉昴
可愛いーーー!!
菊地真
待たせたね、2人とも……これでボクも、演れる!!
野々原茜
うんうん。最高の美少女だったよ。後は舞台で思いっきり輝いておいで。
菊地真
任せてよ!ボクの成長を見たら、プロデューサーもびっくりするだろうなぁ……って、噂をすれば!
菊地真
プロデューサー!今度の舞踏会で踊るレディ役、楽しみにしていてくださ……
菊地真
えっ?舞踏会じゃなくて、武闘会?地上最強の武闘家役?
野々原茜
……まこりん。
野々原茜
正直言うとさ……舞踏会って時点で、そんな気がしてた。
菊地真
うわーーー!!またこんなのばっかりだーーー!!
(台詞数: 50)