プロデューサー
某年某月某日、深夜。
プロデューサー
某MMORPG内のボイスチャットより。
七尾百合子
「 」
七尾百合子
「 」
七尾百合子
「 」
望月杏奈
うん…。
七尾百合子
「 」
七尾百合子
「 」
七尾百合子
「 」
望月杏奈
そうなんだ…。
七尾百合子
「 」
七尾百合子
「 」
七尾百合子
「 」
望月杏奈
(百合子さん、止まらない…。)
望月杏奈
(好きだったんだ、仮面ライダー。知らなかった…。)
望月杏奈
(もう、5時間…。杏奈はいいけど、百合子さんは明日レッスンだから、そろそろ止めないと…。)
七尾百合子
──じゃあ、次は仮面ライダーウィザード! 私はこれが一番好きかな。主人公は魔法使いなんだけど、一見お調子者に見えて、実は悲しい過去を抱えてて、そのせいで
望月杏奈
百合子さん。
七尾百合子
──今まで「俺が最後の希望だ」だった決め台詞が、そこで「俺の最後の希望だ」になるの! そして敵を倒してからのシーン! 「人の心を失くしたやつは、人じゃないだろ」
望月杏奈
百合子さん…!
七尾百合子
これは逆説的に──って、どうしたの、杏奈ちゃん?
望月杏奈
このゲーム、仮面ライダーにそっくりな技…あります。
七尾百合子
!?
望月杏奈
見たい…?
七尾百合子
見たい!
望月杏奈
じゃあ…行く、よ…?
七尾百合子
ゴクリ…
望月杏奈
大
望月杏奈
切
望月杏奈
断
プロデューサー
通信が切断されました。
(台詞数: 31)