エミリー
(カタカタ)
横山奈緒
そう。それから相手のメールアドレスを入れて・・・
エミリー
(ッターン)
横山奈緒
おけ!下準備は済んだ。あとは本文やね。
エミリー
こういった手紙は郵便で送るものだと思っていましたけど、今は網で送るのが主流なんですね!
横山奈緒
エミリー、ネット違いや。インターネット。
エミリー
本文、なんと書けば良いのでしょうか?
横山奈緒
もう考えてあるんやろ?そのままに書けば・・・
エミリー
何というか、失礼にならないか心配で。
横山奈緒
エミリー、こういったメールはな。大事な事が二つある。
横山奈緒
一つ目は「長く書き過ぎない」
エミリー
長く書き過ぎない?分量がある方が良いように思うのですが・・・
横山奈緒
伝えたい事以外は長く書いたら逆効果やねん。
横山奈緒
挨拶だけで何十行もあったら読む側も大変やろ?
エミリー
そ、そうですね!
横山奈緒
二つ目は「伝えたい事を正直に伝えること」
エミリー
でも、それでもし引かれるようなことになってしまうと・・・
横山奈緒
ここは妥協したらアカン。正直に書くんや。
エミリー
で、でも・・・
横山奈緒
どうしてもメール送りたくて、でもやり方が分からんから私に相談したんやろ?
横山奈緒
ここまで来て伝えたい事を曖昧にしちゃダメや!
エミリー
!!
横山奈緒
確かに、「これで悪いイメージ持たれたら嫌やな」て気持ちも分かる。
横山奈緒
でもな?はっきり気持ちを伝えれば、相手もきっと受け止めてくれると思う。
エミリー
奈緒さん・・・
横山奈緒
(めっちゃ恥ずい事言ってるな自分。私もまだ経験した事ないのに・・・)
エミリー
・・・
エミリー
分かりました。一言一句正直な気持ちで書きます!!
横山奈緒
その意気や!
横山奈緒
ちなみに本文を確認させてもらっても・・・
エミリー
それはちょっと・・・
横山奈緒
あ、はい。
エミリー
ーーー書けました!
横山奈緒
よっしゃ!あとは送信するだけ!・・・誤字はないな?
エミリー
はい!それでは送信ぼたんを押します!
エミリー
この想い、届いて・・・!
ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ
一週間後
エミリー
紬「ラジオ<餡蜜はおあずけ>始まりました!早速お便り読んでいきますね。」
エミリー
紬「ラジオネーム目指せ大和撫子さんから頂きました。」
エミリー
やった!奈緒さん、私の名前が呼ばれました!!
横山奈緒
お!良かったな〜
横山奈緒
(突然「紬の無線にお便りを送るにはどうすれば良いのでしょうか?」聞かれた時は)
横山奈緒
(えっ!?てなったけどなんとか選ばれたみたいやね。)
横山奈緒
(何て書いたんやろ?)
エミリー
紬「今度野外撮影で福岡に行くのですが、買ってきて欲しいお土産はありますか?」
横山奈緒
電話で聞けや!!
(台詞数: 46)