田中琴葉
昴ちゃん、私は本当の事が聴けたらそれでいいの…
永吉昴
……黙秘権を行使する。弁護士が来るまでは何も話さないぞ。
佐竹美奈子
うーん…いい揚がり具合!そのまま食べたいくらいだね!
田中琴葉
もし、この花瓶を割ったのが昴ちゃんじゃ無いのなら誰が割ったのか…
田中琴葉
あるいは、知らないなら本当に知らないでもいいんだよ…?
永吉昴
…オレの言う事は変わらねぇ、黙秘権を行使する。
佐竹美奈子
ちょっと勿体ないけど特製のつゆで煮立てて…
田中琴葉
どうしてそんな頑なに話そうととしないの…?
永吉昴
いや、だって…
佐竹美奈子
卵で閉じて…完成!取り調べの必須アイテム、カツ丼の4杯目だよっ!
佐竹美奈子
昴ちゃん!一言ごめんなさいと言えたらできたてのカツ丼が食べられるんだよ!
永吉昴
多すぎるっての!そんなに食えるかっ!
佐竹美奈子
そう?昴ちゃんは成長期なんだからこれくらい行けると思うけど…
田中琴葉
美奈子ちゃん、フードファイターに囲まれて育ったのかな…?
永吉昴
いやさ、バツが悪くて中々言い出せなかったのは謝るけどさ…
永吉昴
認めたが最後、腹がはち切れるまでカツ丼を詰め込まれるってオレそこまでの事をしたのか…?
田中琴葉
私がたまたま警官の衣装を着てたから取り調べに見えたのかな…
永吉昴
オレも、ノリで黙秘権とか言い出したから話がややこしくなったんだよな…
佐竹美奈子
よーし、次は5杯目だね…小麦粉、卵、パン粉をつけたお肉を油に投入!
永吉昴
なぁ、助けてくれよ琴葉…警官なんだろ?シティコップなんだろ?
田中琴葉
そうだね…認めてくれたら応援を呼んであげるよ?
永吉昴
ぐっ…背に腹は変えられないか…悪い!この花瓶はオレが野球してて割っちまったんだ…
田中琴葉
うん、良く言えたね。今応援を呼ぶからね…
田中琴葉
律子さんとプロデューサーを。カツ丼を食べながらみんなでゆっくりお話ししようね…?
永吉昴
なっ…!騙したな琴葉!本当の事を聴けたらそれでいいって最初に…
田中琴葉
叱らないとは一言も言ってないよ?
田中琴葉
一人で壁打ちしてた訳じゃ無いだろうし共犯者もいるんだよね?
それも話してもらうからね…
それも話してもらうからね…
佐竹美奈子
おっ、また取り調べ?もう5杯くらいカツ丼用意しとく?
田中琴葉
美奈子ちゃん、取調室はカツ丼屋じゃないんだよ…?
永吉昴
いや、コーヒーのおかわり出すノリでカツ丼出す店なんてどこにもないだろ…
(台詞数: 30)