ジュリア
いや〜、何度見てもすごいな。
ジュリア
雪の中でのキャンプの絵が撮りたいからって海外まで行くなんてな。バカPもやるもんだ。
ジュリア
これはバカ昴あたりが雪合戦しようとか言い出(ゴンッ)
ジュリア
いってぇぇぇぇぇ!?
永吉昴
誰がバカだよバカジュリア!
篠宮可憐
じゅ、ジュリアさん大丈夫ですか……?
ジュリア
バカ昴お前雪玉に何か入れたな!すっげー痛かったぞ……木炭?
永吉昴
ふん!石ころ入れなかっただけでも感謝しな!
ジュリア
チッ、そんなもんと比べられたら感謝するしかねぇな。ありがとよ。
篠宮可憐
(それは本当に感謝するところなのかな……?)
ジュリア
ていうかこの木炭、バーベキュー用だろ?勝手に持ち出すなよ。
永吉昴
木炭なんだから多少雑に扱っても大丈夫だろー?
篠宮可憐
え、えっと、木炭は水につけちゃうと火が付きにくくなるから良くないかも……。
ジュリア
となるとこれはもう使えないな。まあ沢山あったはずだし、1つくらいどうってことないか。
永吉昴
あっ。
ジュリア
おい。「あっ」ってなんだよ。
永吉昴
な、なんでもないでござりザマスわよ?
ジュリア
そういやさっきから視界に黒い雪だるまみたいな何かがチラチラ入るんだが、まさか……
永吉昴
昨日作った雪だるまを木炭でデコった!
ジュリア
トゥ!(パァン)
篠宮可憐
ああっ……!木炭だるまの頭が木っ端微塵に……!
永吉昴
何しやがるジュリア!人が苦労して作ったものを!まだ写真撮ってなかったのに!
ジュリア
知るか!くだらないことに木炭使いやがって!
永吉昴
作ったの育と桃子なんだけどなぁ……。
ジュリア
ちょっと2人に土下座してくる。
永吉昴
まあ嘘だけど。2人が作ったのはその隣の普通のやつ。
ジュリア
ヘァー!(パァン)
篠宮可憐
ああっ……!木炭だるまの胴体も木っ端微塵に……!
永吉昴
頭だけならまだしも胴体までやりやがったなバカジュリア!
ジュリア
うるせぇ!お前の苦労も頭だけなら許される謎基準も知るか!
ジュリア
それよりどうするんだ?これ。このバカのせいで木炭が全部無くなったぞ?
篠宮可憐
プ、プロデューサーさんに相談して、この辺りで買えればいいですけど……。
永吉昴
……わかったよ。木炭ダメにしたのはオレだし、代わりに……
永吉昴
じゃじゃ〜ん!プラスチックバット〜!
ジュリア
ばぁくはつ!(ボンッ)
永吉昴
ジュリアてめぇ!よくもこの前公園で拾ったひび割れプラバットを!
ジュリア
ただのゴミじゃねぇか!せめて木製を出せ!
永吉昴
何言ってんだよ。そんな重くて危ないもんこんなところまで持ってくるわけないだろ?
ジュリア
室内野球常習犯が何言ってんだよ。
永吉昴
こうなったら可憐だけが頼りだ!アロマの力でなんとかしてくれ!
篠宮可憐
ええっ……!?アロマの力って、こ、この「バーベキューの香り」のアロマキャンドルか……
ジュリア
マニアックな香りだな。普通そういう香りは消すものじゃないか?
篠宮可憐
最後の……本当に最後の手段として……
ジュリア
(な、なんだ?幻覚見せるとか言わないよな?)
篠宮可憐
……プロデューサーさんに謝ろう。
永吉昴
だな。
ジュリア
それは最後じゃなくて最初にやることだろ。
ジュリア
(幻覚見せるとか言わないでよかった……。)
篠宮可憐
ジュリアさん。幻覚を見せるアロマなんてありませんよ?
ジュリア
!?
(台詞数: 50)