秋月律子
ねぇ二人とも。昨日劇場でなにかしてたわよね、あれはなに?
宮尾美也
なにか、とはなんのことでしょう~?
真壁瑞希
しーらないっ。
秋月律子
ごまかすの下手か。昨日の夜よ、私とプロデューサーが劇場に寄ったときの!
宮尾美也
帰る準備をしようとしていただけですよ~?ねえ、瑞希ちゃん?
真壁瑞希
そうなんです。信じてくだしゃ……さい
秋月律子
こういう時瑞希は焦りやすいタイプなのね…いや、もしかしてブラフ…?本当になにもない…?
秋月律子
えーい、まどろっこしい!疑わしきは罰するわよ!ちゃんと教えれば罪は軽くなるけど?
真壁瑞希
……宮尾さん、ここは素直に話したほうが良いのでは。悪いことはしていないはずです。多分。
宮尾美也
むーん、秘密にしておきたかったんですが~…仕方ありませんね~…
宮尾美也
実は、これを作っていたんです~…
秋月律子
なぁにこれ、プレゼント箱?
真壁瑞希
開けてみてもらえますか?
秋月律子
開ける…?別にいいけど…
秋月律子
開ける…?別にいいけど…うわぁっ!?
宮尾美也
びっくり箱でした~
真壁瑞希
サプライズ成功です。……こりゃあ、幸先いいぞ。
秋月律子
な、なんでこんなもの…あ、さては亜美か真美に頼まれて作らされてるのね!?
真壁瑞希
いえ、これは私たち二人が自主的に作っているものです。
秋月律子
あんた達が?自分たちで?なんでまたそんなこと…
宮尾美也
もうすぐハロウィンですから、みんなをびっくりさせたくて~
宮尾美也
いつも仕掛けられる側なので、今度はこちらから仕掛けようかと思ったんです~
真壁瑞希
問答無用のトリックです。体験第一号、おめでとうございます。
秋月律子
うれしくないわよこんな体験!まったく、亜美真美だけでも大変なのに…
宮尾美也
なんと~、私たちのサプライズでは笑顔になれませんか~?
秋月律子
いたずらで笑顔になるなんてあんまりないでしょう、普通
真壁瑞希
ですが、秋月さんが双海さんたちにいたずらを仕掛けられた後はいつも笑顔です。
秋月律子
え、そう?
宮尾美也
はい~。ちょっと困った顔ですけど、終わった後は笑顔なことが多いですよ~
秋月律子
やだ、私そんな顔してたんだ…なんか恥ずかしいかも
真壁瑞希
私たちもサプライズで皆さんに笑顔になってもらいたくて、こうして準備をしていました。
宮尾美也
律子さん、見逃してもらえませんか~?
秋月律子
うーん、確かにあの子たちみたいに常習的にやるわけないし、ハロウィンってことなら…
秋月律子
…うん、いいんじゃない?たまには二人も羽目を外して、イベントを楽しんだらいいわ
真壁瑞希
秋月さんも、よければ私たちの計画に参加しませんか?
宮尾美也
お~、それは名案ですな~。普段律子さんはいたずらなんてしませんから~
真壁瑞希
はい。皆さんとても驚くかと。驚きの相乗効果だぞ。
宮尾美也
どうでしょう?みんなでやれば、もっと楽しいって思うんです~
秋月律子
…まあ、たまにはこっちから仕掛けるのもありかもね。ふふっ
秋月律子
うん、いいわよ。その日くらい、らしくないことしても恥ずかしくないでしょ
真壁瑞希
わが隊にブレインが加わりました。心強いな。
宮尾美也
では、昨日のことと今日のことは三人の秘密ということで~
秋月律子
そうね、計画がばれて対抗策を練られても厄介だし
真壁瑞希
とっぷしーくれっとですね。………言ってみたかったんだ、これ。
宮尾美也
なるほど、二人の頃より秘密度がアップしましたね~
宮尾美也
ふふっ、なんだかドキドキワクワクしてきました~
真壁瑞希
私もです。普段しないことをするだけなのに、高揚感がグングンと。
秋月律子
本番でみんなの顔を見るのが楽しみね
(台詞数: 48)