音無小鳥
おはようございます……もうお昼ですけどね。
音無小鳥
よく寝ましたね。こんな風にゆっくり寝たの、久しぶりだったんじゃないんですか?
音無小鳥
忙しいのは分かってますけど、くれぐれも無理しないで下さいね……え?
音無小鳥
……平気ですよ。ええ、それは勿論、なんともないと言えば嘘になりますけど。
音無小鳥
勿体ないじゃないですか。だって、その…………
音無小鳥
勿体ないじゃないですか。だって、その…………記念日なんですから。
音無小鳥
……大袈裟?何言ってるんですか、一生に一度の事だったんですよ?
音無小鳥
もう。ちょっとぐらいロマンチックな気分にさせてくれてもいいじゃないですか。
音無小鳥
そんな事言うなら嫌いになっちゃいますよ……って嘘ですごめんなさい、調子乗ってました!
音無小鳥
勿論ですよ。これからずっと、末永〜くお世話になるんですもん。
音無小鳥
勿論ですよ。これからずっと、末永〜くお世話になるんですもん……え?
音無小鳥
ちょっと!?まさか、そんなつもりじゃなかったなんて言うんじゃないでしょうね。
音無小鳥
許しませんよ、女の子の純情を弄ぶなんて酷い真似は。
音無小鳥
……そんな年齢じゃない?い、いじゃないですか。大切なのは気持ちですよ、気持ち!
音無小鳥
……あいたた。すみません、まだちょっとだるくて。ええ、誰かさんのせいですよ。
音無小鳥
ええ。まあ、大丈夫です。それにしても薄い本とはやっぱり違うんですね……え?
音無小鳥
か、可愛かったですよって。ちょっと、そういうのはもっとムードのある時に言ってくださいよ!
音無小鳥
ほら。いつまでも寝てないで、お風呂入ってきてください。沸かしておきましたから。
音無小鳥
……入りません!一人でごゆっくりどうぞ!
音無小鳥
ほんとにもう、プロデューサーさんたら。お仕事の時とは大違いね、彼女の前だとああなのかしら。
音無小鳥
……彼女、か。そうね、私、そういう存在になっちゃったのよね。
音無小鳥
うふふ、何だか夢みたい。私にそんな人が出来るだなんて。
音無小鳥
本当に、忘れられない一日になったわ……あら?
音無小鳥
もしもしこのみさん、どうしましたか。今日はオフでしたよね……莉緒さん達と飲んでる?
音無小鳥
うーん。すみません、お誘いはありがたいんですけど、今日はちょっと……
音無小鳥
……!!ちょっと、プロデューサーさん。そんな大きな声出さないで下さいよ!
音無小鳥
あ。い、いえ。なんでもないです。そ、それじゃまた!
音無小鳥
もう。どうするんですか、今このみさんと電話してたのに。タオルならそこにありますよ!
音無小鳥
あーあ。絶対気づかれましたよ今。このみさん鋭いですもん。
音無小鳥
うわ。ほら、メール来てます。
「詳しく聞きたいから大至急集合」ですって。
「詳しく聞きたいから大至急集合」ですって。
音無小鳥
はあ。どうやら酒の肴にとことん追及されちゃうパターンのやつですねこれは。
音無小鳥
しょうがない。こうなったら、もう覚悟を決めて行くしかないですよね?
音無小鳥
あ〜あ、弱ったなあ。困った困った、本当に参っちゃうわ……え?
音無小鳥
その割に嬉しそうですねって。さあ?どうしてでしょうね。
音無小鳥
うふふ。バレちゃった以上、そちらにも覚悟してもらいますから。責任、取ってくれるんですよね?
音無小鳥
とりあえず、まずはこのみさん達大人組の前で……
音無小鳥
とりあえず、まずはこのみさん達大人組の前で……え?
音無小鳥
……………………はい。あらためて、よろしくお願いします。
音無小鳥
ん?うわ、催促早っ!莉緒さん風花さん歌織さんあずささんからもメール来てる。
音無小鳥
はあ。どうやら今日は、忘れられない一日になりそうですね……違った意味で。
音無小鳥
ええ。それじゃ、さっさと準備して行くとしましょうか。とりあえず、お風呂入ってきてくださいね?
(台詞数: 41)