豊川風花
プロデューサーさんが素敵すぎて辛い
百瀬莉緒
ド初っ端から何言ってんのこの子は?
馬場このみ
ここ最近ずっとこんな感じなのよ
豊川風花
凛々しい目、逞しい体つき、私達を気遣う優しい心……はぁ……
豊川風花
どうして神様は、こんなに完璧な男性を作り上げてしまったのかしら
百瀬莉緒
頭にバグでも発生してるんじゃないの?
馬場このみ
ウチにパソコンに詳しい子っていたかしら?
豊川風花
そんなプロデューサーさんも、今は営業……はぁ……早く帰ってこないかなぁ……
百瀬莉緒
ねぇ風花ちゃん?悪い事は言わないから、一度冷静になって考えた方がいいわよ?
馬場このみ
そうよ。確かに、仕事は出来る男の人って感じだけど、見た目は至って普通なんだから
豊川風花
ふふっ、2人共おかしな事を言いますね。私はいつも冷静ですよ?
豊川風花
どれだけ考えようと、プロデューサーさんが素敵な男性であるという事に変わりは無いんですから
百瀬莉緒
思ったより重症だったわ
馬場このみ
パソコンのプロでも直せそうに無いわね
豊川風花
ハッ!もしかしてプロデューサーさん、他の女性に興味を持たれたりして……
豊川風花
ダメですよ!プロデューサーさんは誰にも渡さないんですから!
百瀬莉緒
アレに興味を持つ女の子っているのかしら?
馬場このみ
いたらこの目で見てみたいわね
豊川風花
プロデューサーさん、今どうしてるかな〜?昨日私が言った通り、お昼はちゃんと食べたかな〜?
馬場このみ
目の前にいたわ
豊川風花
何も無い時間に考える事は、いつもプロデューサーさんの事ばかり……これが病と言うのなら……
豊川風花
これがきっと「恋」なのね!
百瀬莉緒
「変」の間違いでしょ
馬場このみ
ここ最近の風花ちゃん、ずっと変だからね
馬場このみ
<ガチャッ>あ、帰ってきたわね
豊川風花
っ!プロデューサーさん、お疲れ様です!
百瀬莉緒
一気に空気が変わったわね
馬場このみ
莉緒ちゃん、コーヒーお願い。砂糖もミルクもいらないわ。出来る限り濃くして
百瀬莉緒
分かったわ
豊川風花
お仕事は上手くいきましか?ご飯は食べました?変な勧誘とかありませんでした?
馬場このみ
莉緒ちゃん……早く……!見えない砂糖が侵食してくるの……!
百瀬莉緒
姉さん、時間が無いから紙パックのコーヒー淹れたわ!
馬場このみ
ありがとう!
豊川風花
私ですか?はい、今日もとても調子が良くて、お仕事も絶好調なんです!
豊川風花
これもプロデューサーさんのおかげです。私、本当に感謝してるんですよ
馬場このみ
ちょっと莉緒ちゃん!砂糖はいらないって言ったじゃない!
百瀬莉緒
入れてないわよ!文句ならあの2人に言ってよ!
豊川風花
え?この後ですか?……はい!喜んで!
百瀬莉緒
何がビックリって、これだけ甘い空気を出しておいて、あの2人付き合ってないのよね
馬場このみ
まぁ、付き合ってたらそれはそれで困るんだけどね。コンプライアンス的な意味で
豊川風花
あ、お2人共、これからお食事に行くんですけど、良かったら一緒に行きます?
百瀬莉緒
この流れで何で私達を誘うのよ
馬場このみ
私達に気を遣う必要は無いから。プロデューサーと2人で行ってらっしゃい
豊川風花
そうですか?すみません、逆に気を遣わせてしまったみたいで
馬場このみ
表情とセリフが合ってないわよ
豊川風花
それではお先に失礼しますね。お疲れ様でした
百瀬莉緒
お疲れ様〜
百瀬莉緒
……さて、今夜も飲みましょう姉さん
馬場このみ
えぇ。飛びっきり辛口のお酒を浴びるように飲んでやりましょう
(台詞数: 49)