永吉昴
ロコが風邪引いて休むなんて、心配だよ……。
永吉昴
お見舞いに行きたいな。ちょっとメールで連絡入れとくか。
永吉昴
最近指先がかじかんで、メールでの誤字が酷いんだよな……。気をつけないと。
永吉昴
「大丈夫か、ロコ?お見舞いに行くからな。」っと……。よし、ちゃんと打てたな。
ロコ
あれ?スバルからメールが……?
ロコ
『大丈夫か、ロコ?お見舞いに行くからな。』
ロコ
そんな……。わざわざロコのために来てくれるなんて、悪いですよ~。
ロコ
「お休みの日にソーリーです。」っと……。
永吉昴
お、返信だ。『お休みの日にソーリーです。』か。そんなの気にしなくていいのに。
永吉昴
「なんだったら、着替えるのとか手伝ってやるよ。」っと……。
ロコ
『なんだったら、着替えるのとか手伝ってやるよ。』
ロコ
え!?そんなの恥ずかしくてさせられませんよ~!
ロコ
「恥ずかしいので、ノーサンキューです!」
永吉昴
『恥ずかしいから、ノーサンキュー』?別に女の子同士なんだし、いいじゃんか。
永吉昴
「別にいいだろ?同性なんだしさ。」
ロコ
気持ちは嬉しいんですけど……。あ、メールが……。
ロコ
『別にいいだろ?同棲なんだしさ。』
ロコ
ど、同棲!?お見舞いだけじゃなくて、一緒に住む気なの!?
ロコ
まぁ、スバルと暮らせるのは嬉しいかも……。
ロコ
「何を考えているんですか!風邪が移ったら大変です!」
永吉昴
『風邪が移ったら大変』か……。気を遣わせちゃったな……。
永吉昴
だったらせめて、掃除くらいはしたいな。確認のメール入れとこ。
永吉昴
「ロコが寝ているときにお掃除くらいしてもいいよな?」っと……。
ロコ
まったく、スバルは何を言い出すんですか……またメール?
ロコ
『ロコが寝ているときに襲う事くらいしてもいいよな?』
ロコ
いいわけあるか!!何を堂々と宣言してくれちゃってるんですか!?
ロコ
それなら、もっとセクシーなランジェリーに着替えておこう……。
ロコ
「ダメに決まってます!来ないでください!」
永吉昴
ロコ、なんで怒ってるんだ?もしかして、ロコアートを壊したこと、根に持ってるとか?
永吉昴
そうだ。新しいロコアートも見たいってご機嫌取っておこう。
永吉昴
「頼むよ!アートも見たいしさ!」っと……。
ロコ
もう!今度はなんですか!?
ロコ
『頼むよ!あと揉みたいしさ!』
ロコ
何を!!揉む気ですか!!寝込みを襲った後で!!
ロコ
うう……。スバルのストレンジなメールのせいで、もうフラフラです~……。
ロコ
「お願いですから、変な気は起こさないでくだしゃい……。」
永吉昴
メール上で呂律が回らなくなってるじゃねーか。もしかして、ヤバいことになってる!?
永吉昴
「今具合はどうだ?すぐに行くからな!」
ロコ
ふみゃ~……。またスバルから……。
ロコ
『今まぐわいはどうだ?今から行くからな!』
ロコ
ま、まぐわい……。ロコとスバルが……まぐわい……。
ロコ
ダメ……。思考が追い付かにゃい……。
ロコ
ぷしゅ~……。
永吉昴
…………。
永吉昴
急いで駆けつけたら、ロコが顔真っ赤にして倒れてるんだもん。ビックリしたよ。
ロコ
そ、それは……。スバルがクレイジーなメールを送ってくるから……。
永吉昴
オレのせいかよ!でも、苦しめちゃったのは悪かったよ。
永吉昴
お詫びに、ロコの風邪が治るまで、何でもいうこと聞いてやるから。何がいい?
ロコ
何でもですか?それなら……。
ロコ
ロコと同棲してくれますか?
(台詞数: 50)