星井美希
ぜーんぶ、タイクツだったの。
星井美希
「美希ちゃんコレあげるよ!」とか。
星井美希
「美希ちゃんどこか行きたいところない!?」とか。
星井美希
ミキの思い通りにならないコトなんて何もなかった。
星井美希
だから、タイクツだったの。
星井美希
アイドルも、なんとなーくタイクツから連れ出してくれるかなーって始めて。
星井美希
最初はね、すっごく楽しかったの!
星井美希
ダンスとか、歌とか、テレビに出たりとか!
星井美希
今までにしたコトないコト、いっぱいできたの。
星井美希
でもね。
星井美希
アイドルランクもトントントーンって簡単に上がっていって。
星井美希
あ、これも今までとおんなじだって思ったんだ。
星井美希
ぜーんぶミキの思い通り。
星井美希
トップアイドルになるのもヨユーなの!
星井美希
って、思ってたの。
星井美希
……。
星井美希
でも、プロデューサーは違ったよね。
プロデューサー
『いつだって美希が本気でやってきたから、結果がついてきたんだ。』
プロデューサー
『それに、美希は必ずどこかで壁にぶつかる事になると思う。』
星井美希
って。
星井美希
担当してるアイドルに、普通そんなコト言わないと思うな!
星井美希
……でも、ホントのコトだったの。
星井美希
周りを見てみたら、いつの間にかキラキラしてるコがたくさんいて。
星井美希
キラキラする為にいっぱい頑張るそのコ達に、なんでそんなに頑張れるの?って聞いてみたの。
星井美希
みんな色んな理由を教えてくれたよ。
星井美希
「あたしが一人前になる為よ!」とか「私には歌しか無いから。」とか。
星井美希
あとは……。
星井美希
「アイドルが好きだから。」……とか。
星井美希
ミキもね、そんな風になりたくてたっくさん頑張ったの!
星井美希
あんなに頑張ったのって、生まれて初めてかも。
星井美希
それでも、ユニットを組んで人気が出たのは、ミキじゃなかったりして。
星井美希
ミキね、あの時はホントに悔しくて、辛かったんだよ?
星井美希
これからどうしたらいいのかわからなくなっちゃったりして。そんな時に……。
星井美希
プロデューサーや765プロのみんながいてくれたの。
プロデューサー
『壁にぶつかった時、躓いたりした時は、仲間に頼って良いんだ。』
プロデューサー
『俺はいつだって美希の味方だし、765プロのみんなはライバルで……仲間なんだから。』
星井美希
ミキね、その言葉を聞いてビックリしちゃった。
星井美希
仲間とか、ライバルとか……そんなの考えたコトも無かったの。
星井美希
ココはミキが今までいた世界とは違うんだって、そこで初めて気付いたの。
星井美希
ミキの思い通りにならなくて、頑張っても必ず成功するワケじゃなくて、でも……キラキラしてる!
星井美希
そんなアイドルの世界が、ミキね、大好きだよ!
星井美希
ね、プロデューサー?
星井美希
ううん……ハニー!
星井美希
ミキをタイクツから連れ出してほしいってワガママを……
星井美希
ハニーが、765プロが、アイドルが叶えてくれたの!
星井美希
ミキ、これからも頑張るから……
星井美希
ハニーも、ミキのワガママを叶え続けてね?
星井美希
あはっ☆それじゃ、今日もキラキラしてくるの!
星井美希
ミキのコト、ちゃんと見ててね!ハニー♪
(台詞数: 49)