フルスイング!
脚本家
ボブ(シルバード)
投稿日時
2020-03-16 18:49:56

脚本家コメント
某鴎のファンなんですが、某獅子の球団にいたカブレラの打ち方が好きです。

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七尾百合子
ええっ!?昴さん恋したんですか!?
永吉昴
そ、そうかもしれない...///
伊吹翼
百合子ちゃん、昴くん、どうしたの?
永吉昴
じ、実は昨日河川敷で野球やってたとき...
永吉昴
(カキーン)
よっしゃ!...って風が強すぎて道路のほうまで飛んじゃった!
永吉昴
あっ、丁度通行人が!このままじゃぶつかる!
永吉昴
お、お兄さん大丈夫ですか...
通行人『ああ大丈夫、ビックリしたけどキャッチしたからね』
永吉昴
ふぅ~良かった...
通行人『それにしても女の子なのにこんなに飛ばすなんて凄いね』
永吉昴
通行人『きっと良い選手になれるから、野球頑張ってね(ニコッ)』
っ!?う、うん...///
永吉昴
それからその人を思い出すと体が熱くなって...これってやっぱり恋なのか?
七尾百合子
それはもう10000%恋ですよ恋!河川敷から始まる二人の物語じゃないですか!
伊吹翼
キャーーー!!!これって偶然出会った王子様ってことだとね!
昴くんいいなぁ~
永吉昴
やっぱそっか...だったらオレ、これからどうすればいいと思う?
こういうの分かんなくてさ...
伊吹翼
それは勿論、オシャレなコーディネートして可愛くアピールして...
永吉昴
なるほど、可愛い洋服着ていけばいいんだな。けどそういうのってどこで売ってるんだ?
伊吹翼
コーディネートなら任せて♪さっそく昴くんに似合う可愛い洋服を買いにいこう!
永吉昴
~数時間後~
七尾百合子
わぁ...!すっごく女の子っぽくて可愛いです!これなら完璧ですね!
永吉昴
ありがとな翼。オレ、これなら自信持って行けるぜ!
伊吹翼
けど...どうやってその男の子に会いに行くの?
永吉昴
うーん、確かに名前も分からないし...近所の高校の制服だったから近くだとは思うけど...
七尾百合子
わざわざ学校まで会いに行くのも変だし...
七尾百合子
こうなったらもう一回道路のほうまでホームランを打つしかないですね
永吉昴
ええっ!?でもあの時はたまたま風が強かったからだし...もう一回打てるのかな...
七尾百合子
諦めちゃダメですよ、練習すればきっと打てますって!私も手伝いますよ
伊吹翼
私も一緒に手伝うよ、恋の応援は任せて♪
永吉昴
二人とも...ありがとな!それじゃ早速練習するぜ!
七尾百合子
(こうして昴さんの恋のための、バッティングの猛特訓が始まった)
七尾百合子
(風を切るような素振りをしてる昴さんはすごくかっこ良かったとか言えないですけど...)
七尾百合子
~三日後、河川敷にて~
とは言ってもそう簡単に歩いてるわけが...
永吉昴
あっ、あそこで歩いてるのはあのときの...///
伊吹翼
今だよ昴くん!練習の成果を見せるとき!(ビュン)
永吉昴
いっっけええ!(カキーン)
七尾百合子
ボールはあの人の手前に落ちた!これなら会いに行ける口実には最適だよ!
永吉昴
あ、お久し振りです...
通行人『ああ、あの時の女の子、またホームランなんて凄いね!』
永吉昴
えっと...また会えて偶然でs..
通行人『ってあれ?そこにいるのは翼ちゃんに百合子ちゃん!?』
七尾百合子
通行人『僕、乙女ストームの大ファンでいつも応援してます!』
そうなんですか!嬉しいです!
伊吹翼
通行人『二人とも大好きで...もし良かったらサインください!』
わぁ♪良いですよ~!(カキカキ)
伊吹翼
通行人『ありがとうございます!これからも応援してます!』
ありがとうございま~す!
七尾百合子
それにしてもこんなところで私達のファンに会うなんてね...
...ってそう言えば昴くんは!?
永吉昴
(ズーン)
そっか...百合子達の大ファンだったんだな......
永吉昴
これが失恋、ってことだよな。こんな気持ちになるなんて...胸が痛いぜ...
伊吹翼
あっ...昴くんごめん...ついテンション上がっちゃって...
永吉昴
気にしなくて大丈夫、最初からあの人のストライクゾーンに入って無かったんだよ...
七尾百合子
昴さん...大丈夫です!昴さんならいつかまた恋の物語は始まりますって!
永吉昴
そっか...励ましてくれてサンキューな。その時までにもっと可愛くなるように頑張るぜ
永吉昴
それにこうやって二人に協力してもらって嬉しかったし良い経験になったよ、サンキューな!(ニコッ)
七尾百合子
っ///そういうところですよ昴さん!
伊吹翼
やっぱりまだ昴くんにはかっこいいほうが似合うのかもね

(台詞数: 49)