
豊川風花
彼が居なくなって数週間が過ぎた

百瀬莉緒
夜遅くの帰り道に過労で倒れてそのまま

豊川風花
雪が降る夜に人通りの少ない道で

百瀬莉緒
発見された時には雪が積もり体は芯まで冷えていた

豊川風花
劇場の誰かが気付いていれば

百瀬莉緒
彼はもっと私達と一緒に居られたのに

豊川風花
彼は笑顔の仮面を貼り付け

百瀬莉緒
疲れを悟られないよう仕事を続けてきた

プロデューサー
ただいま~!

プロデューサー
おっ、なんか話でもしてたのか?

百瀬莉緒
プロデューサー君が過労で他界しちゃう話

プロデューサー
縁起でもない話はよしてくれよ(はは

豊川風花
まぁまぁ今はこんなにご時世ですから、取り敢えずうがい手洗いしてきましょ

プロデューサー
分かった

豊川風花
私たちは繰り返す

百瀬莉緒
彼が死ぬ限り

豊川風花
何度でも時間を巻き戻す

百瀬莉緒
彼が死なない世界に辿り着くまで

プロデューサー
うん?

百瀬莉緒
プロデューサー君もお茶、どうかしら

豊川風花
ひと息つきましょうよ

プロデューサー
ん~、でも細々とした仕事片付けてからの方が…

百瀬莉緒
そう言って最後まで仕事をするお馬鹿さんは誰かしら?

プロデューサー
す、すみません…
じゃあ1杯だけ
じゃあ1杯だけ

百瀬莉緒
素直でよろしい!

豊川風花
入れておきましたよ

プロデューサー
ありがとうございます(ぱたぱた

プロデューサー
ズズッ

プロデューサー
とても美味しい、お茶入れるの上手ですn…(ドサッ

百瀬莉緒
疲れが溜まっても笑顔の仮面を取らない彼

豊川風花
無理にでも休ませないと自分の体を限界まで酷使するから

百瀬莉緒
私達が彼を休ませる

豊川風花
「もしもしこのみさん?ええ、今大丈夫かしら」

百瀬莉緒
仕事を代わりにやる者はいる

豊川風花
でも、私達のプロデューサーさんは彼一人しか居ないから
(台詞数: 35)