流星群の裏側で
脚本家
平沢ヒラリー
投稿日時
2020-04-08 12:47:29

脚本家コメント
脚本家コメント書こうとして間違えました。
平沢ヒラリー
2020-04-08 18:00
ちはジュリキテる

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ジュリア
……
天海春香
ジュリアちゃん、だいぶ緊張してるみたいだね。
如月千早
初めてギターを持ってステージに立つんですもの、無理はないわ。
天海春香
何か、声をかけたりとかしてあげた方がいいかな?
如月千早
集中出来ているみたいだし大丈夫よ。こういう時はそっとしておいてあげましょう。
天海春香
うん。千早ちゃん、ジュリアちゃんのことよく分かってるよね。ちょっと妬けちゃうかな。
如月千早
ふふ、何言ってるのよ。
如月千早
でも、そうね。ずっと見てきたから、ここに立つまで色々あったのを知ってるのはたしかだわ。
天海春香
そっか。私はお仕事であまり見てあげられなかったけど、やっぱりなにかしらあったんだね。
如月千早
ええ。本当に、色々あったわ。たとえば……
ジュリア
(ひぃぃ出たぁぁぁ!?ゴ、ゴキ、ごきぶ…)
如月千早
(落ち着いてジュリア、こういう時は110番よ!いや、117番だったかしら?)
ジュリア
(時報聞いてどうすんだ。頼むチハ、なんとかしてくれ!!)
如月千早
(む、無理言わないでちょうだい!!)
如月千早
あの時青羽さんが劇場にいなかったらと思うとゾッとするわね。
天海春香
大変だったんだね。ステージと何の関係もないけど。
如月千早
あとはそうね、こういうこともあったわ。
ジュリア
(おかしいな、きちんと作ったはずなのになんで上手くいかないんだ?)
如月千早
(さっきのは膨らまなくて今度のは焦げてるわね。何が間違ってたのかしら)
ジュリア
(どうする、もう諦めて誰かに手伝ってもらうか?)
如月千早
(ダメよ、このケーキは私たちだけで作ってみせるって春香と約束したでしょう?)
ジュリア
(そうだったな。よし、もう一度チャレンジしてみるか!)
天海春香
あったね。あの時は夜まで何も食べられなくてさんざんだったよ。
如月千早
夕ご飯奢ったからいいじゃない。
天海春香
まあね、けっこう楽しかったし。
これもステージとは無関係な思い出だけど。
如月千早
そういうのを乗り越えてきたんですもの、きっと大丈夫なはずだわ。
天海春香
多分だけど、もう少し違う何かを乗り越えて来たんじゃないかな?
天海春香
まあいいや、ここまで来たらあとはジュリアちゃん次第だしね。
如月千早
そうね。でも、こういうのを見るのってけっこう不安になるものなのね。
天海春香
心配ないって。ジュリアちゃんを信じてるんでしょ?
如月千早
頭ではね。でもさっきから何だか少し苦しくて。
天海春香
大丈夫だって。ほら、お菓子でも食べて待ってようよ。
如月千早
あ、食べ物はいいわ。さっき肉まんと青椒肉絲と固焼きそばと麻婆豆腐とあんみつを食べたから。
天海春香
なんで苦しいのかはよく分かったよ。

(台詞数: 34)