北沢志保
えーっと……こんな感じですか
松田亜利沙
うーん、もう少し勢いがあってもいいですね
北沢志保
さ、紗代子さん!?
高山紗代子
二人ともどうしたの?
松田亜利沙
紗代子ちゃん、ちょうどいいところに実はですね
北沢志保
ちょ、ちょっと亜利沙さん!?
松田亜利沙
んー、こういうのは色んな人の意見を聞くのがいいと思いますよ。
北沢志保
それは、そうですけど。
高山紗代子
もしかして役作りかな。その恰好から考えると男子高校生役とか?
北沢志保
あ、いえ、そういうわけじゃなくて
松田亜利沙
実は志保ちゃんが男装アイドルとして再デビューしたいそうでして。
高山紗代子
……
高山紗代子
……え?
北沢志保
適当なこと言わないでください!
北沢志保
実は番組の企画で男装をすることになりまして
松田亜利沙
315プロのオーディションに交じって男装だとばれないかどうかというものらしいです。
高山紗代子
あ、企画なんだね。よかった。
北沢志保
まさか……亜利沙さんの出まかせを信じたんですか。
高山紗代子
ごめんね、そういうわけじゃないんだけど。
高山紗代子
その……志保ちゃんの恰好があまりにもぴったりだったから。
北沢志保
そ、そうですか……。
高山紗代子
でも、番組の企画ならどうしてさっき恥ずかしがってたの?
北沢志保
そ、それは……
松田亜利沙
志保ちゃん、誰にも相談するつもりがなかったんです。
北沢志保
い、いいじゃないですか。演技ならともかくバラエティの企画で男装だなんて
高山紗代子
そう、なんだ……。
北沢志保
どうかしましたか?
高山紗代子
ちょっと意外だったの。演技に関することなのに及び腰なんだなって。
松田亜利沙
演技……。確かにこれも一種の演技と言えますね。
北沢志保
確かに、そうかもしれませんね。
北沢志保
ありがとうございます。少し吹っ切れることが出来ました。
高山紗代子
そう、それならよかった。
松田亜利沙
それじゃあ特訓の続きを始めましょう!紗代子ちゃんも手伝ってくれますよね。
高山紗代子
もちろんだよ。回答者全員をだますつもりでがんばろうね。
北沢志保
はい、よろしくお願いします!
北沢志保
~~番組ONAIR日~
松田亜利沙
いやぁ、楽しみですねぇ。
高山紗代子
そうだね、最後はどうなったんだろうね。
松田亜利沙
あ、志保ちゃんの出番ですよ!
北沢志保
……
北沢志保
りゅんりゅんりゅん♪北沢志保だりゅん♪
松田亜利沙
それ女装アイドルですね。
(台詞数: 42)