野々原茜
すっかり冷えてきたねぇ、麗花ちゃん。
北上麗花
そうだね、茜ちゃん。こんな時は、アレが食べたくなっちゃうよね。
野々原茜
うんうん。こんな寒い日にはピッタリの……。
北上麗花
アイスクリーム!
野々原茜
……。
野々原茜
こんな寒い日にはピッタリの……。
北上麗花
アイスクリーム!
野々原茜
麗花ちゃん。
北上麗花
うん?何かな、茜ちゃん。
野々原茜
茜ちゃんは今、ものすご~く寒いんだよ。
野々原茜
こういう日はさ、もっとこう……温かいもの食べようってなるものじゃないかニャ?
北上麗花
そっか……茜ちゃんは知らないんだ。
北上麗花
冬に食べる、アイスの味を……。
野々原茜
いやいや、アイスは夏に食べるものじゃない?わざわざこんな寒い日に食べなくても……。
北上麗花
というわけで、今日はスペシャルなゲストをお呼びしてまーす!ぱちぱちぱち~!
野々原茜
あ、これ茜ちゃんの意思と関係なく進んでいくヤツだね?
ジュリア
わざわざこんな所まで連れてきて何の用だよ、レイ。
北上麗花
ジュリアちゃんは、「寒い冬こそアイスを食べよう部」の記念すべき部員第1号なんだよ!
野々原茜
そうなの?ジュリアン。
ジュリア
いや、初耳なんだが。
北上麗花
今日は私、すっごく素敵なアイスを作ってきたの!
北上麗花
じゃーん!名付けて、「茜ちゃんアイス」!
野々原茜
これ、茜ちゃんの顔の形に作ってある!アイスの茜ちゃんもカワイイ!
ジュリア
確かに、よく出来てるな。髪のハネ具合までよく再現されてる。
野々原茜
まぁ、モデルが茜ちゃんだからね!可愛くできちゃうのは当然だね!
北上麗花
亜利沙ちゃんの全面協力のおかげで、完成しました!
野々原茜
ああ、そうなの。
ジュリア
バカネが一気に盛り下がったな。
北上麗花
そしてこっちは、じゃーん!
ジュリア
これは……あたしの顔のアイスだ。こっちもよく出来てるな。レイ、上手いじゃないか!
北上麗花
こっちももちろん、亜利沙ちゃんの完全監修です!
ジュリア
だろうな。
野々原茜
で、部員第1号さん。寒い中でアイス、食べてみちゃう?
ジュリア
あー……こんな寒い中でアイス食ったら、この後どうなるか予想できるからなあ……。
ジュリア
よし、ここは部員第1号の根性を見せてやるぜ!見とけよ、アカネ!
野々原茜
ああっ、ジュリアン!そんなに急いで食べたら……!
ジュリア
ぐっ……頭がキーンとしてきたぜ……!
野々原茜
ジュリアンの犠牲は無駄にしないよ……。茜ちゃんもいただきます……。
野々原茜
あっ、美味しい!フルーツの風味が茜ちゃんの口の中に広がっているよ!
北上麗花
わーいわーい!喜んでくれて嬉しいです!ジュリアちゃんはどうだった?
ジュリア
ああ、美味かったよ……それより急いで食ったせいで頭痛が……。
北上麗花
あらら、ごめんねジュリアちゃん。はい、私の肩に寄り掛かっていいよ。それで……。
北上麗花
おめでとう、茜ちゃん!「寒い冬こそアイスを食べよう部」部員第2号に任命しまーす!
野々原茜
あ、ありがとう……。アイスは夏に食べる方が、茜ちゃんは好きです。
北上麗花
部員第2号になってくれた茜ちゃんには、豪華特典として……。
北上麗花
冬の間だけ、私が毎日アイスを食べさせてあげまーす!
野々原茜
夏には食べられないの?
北上麗花
プリンはいつも通りだよ!
野々原茜
退部したいです!
(台詞数: 49)