最上静香
チクタク、時は過ぎていく。私の大切な時間を削り取って…。
最上静香
(今日は私の誕生日。少しワガママをいって未来たちと夜にお出かけだ)
最上静香
私たちの付き添い、ありがとうございます。プロデューサー。
最上静香
…なんですか、プロデューサー。私が素直にお礼を言うことがそんなに変ですか?
最上静香
ところでこんなところに呼び出してなんですか?
最上静香
えっ、私にプレゼント? …ここで開けてみてもいいですか?
最上静香
…腕時計? これプロデューサーが選んでくれたんですか?
最上静香
(腕時計、か。いつもしてるけど、前までは時計が嫌いだったな…)
最上静香
(私に与えられたタイムリミット…。アイドルしていられる時間…)
最上静香
(それがどんどん蝕まれていくようで…。針の音が煩わしくてしょうがなかった)
最上静香
(でも、劇場の仲間。仕事で出逢えた人達)
最上静香
(みんなのおかけで、少しは前向きに考えられるようになった気がする)
最上静香
あの、プロデューサー…
最上静香
(私は自分の腕時計を外し、プロデューサーに腕を伸ばす)
最上静香
触れられても平気なので…。プロデューサーが付けてくれませんか?
最上静香
チクタク、時は過ぎていく。私の大切な時間を削り取って。
最上静香
どうか時よ、進まないで。
最上静香
素敵な人といられるこの時間を…
最上静香
少しでも長く感じていたいから。
(台詞数: 19)