白石紬
つまり、あの時冷蔵庫が壊れていたことと
白石紬
そしてこのケースが代わりにワインクーラーとして使われていたことは
白石紬
毒を入れた犯人しか知りえないんですよ
双海亜美
・・・・・・
白石紬
まだ続けますか?
双海亜美
いえ、私の負けです
伊吹翼
それは自白と受け取っても?
双海亜美
構いません
伊吹翼
では、行きましょうか
双海亜美
少し待って待ってください。刑事さん
伊吹翼
え?
双海亜美
探偵さん。一つだけ聞かせてください
双海亜美
いつから私を疑っていたんですか?
白石紬
最初からですよ
双海亜美
参ったな。私何かミスしました?
白石紬
いいえ。強いて言えば、貴方は不運でした
白石紬
あのワインに毒を入れることが出来たのは4人だけ
双海亜美
それだけ?!
双海亜美
そうか、あの台風か
白石紬
その通りです
白石紬
工藤さん、
白石紬
工藤さん、古畑さん、
白石紬
工藤さん、古畑さん、金田一さん
白石紬
工藤さん、古畑さん、金田一さん、そして貴方です
双海亜美
・・・・・・
双海亜美
それだけ?
白石紬
え?はい
双海亜美
え?名前だけで私目を付けられたんですか?
白石紬
え?毒入れたの貴方ですよね?
双海亜美
そうだけど!
白石紬
ちゃんと毒を入れるトリックも説明しましたよね?
双海亜美
そうだけど!!
白石紬
じゃあ何がいけんの?!
双海亜美
取っ掛りだよ!
伊吹翼
止めないか。下手に言い逃れすると裁判で不利になるぞ
双海亜美
言い逃れじゃないです!
双海亜美
不平不満の類ですよ!
白石紬
なんなん?!ウチちゃんと事件解いたのに!
白石紬
それ以外もおかしかったもん!
白石紬
同じテーブルで食事した人が毒で亡くなったのに
白石紬
病院に行く素振りも見せんかったやん!
白石紬
自分の食事には毒が入ってないって確信があるみたいに!
白石紬
そんなんおかしいやん!怪しいやん!
双海亜美
それ最初に言って!
双海亜美
ちゃんと根拠あるなら言って!
白石紬
知らん知らん!犯人の言うことなんか知らん!
白石紬
刑事さんその人連れてって!
伊吹翼
ほら、行くぞ
双海亜美
やめろー!はなせー!
双海亜美
釈然としない!
双海亜美
釈然としないーーーーー!
プロデューサー
「一件落着」
(台詞数: 52)