水瀬伊織
これはPが中学1年の時に体験した話よ。Pは体育館の外通路横にあるトイレが掃除場だったわ…
菊地真
トイレは昔の作りだった…そして外からも入れる様になっていたんだ…入口から外が見えていた…
天海春香
朝でも少し暗かったけど休憩時間には男子のたまり場になっていました…
水瀬伊織
さて面倒くさいけど行くかな〜…Pは掃除に向かったわ。掃除場所のメンバーは…
菊地真
3年の女子でボーイッシュで男みたいな先輩と…
天海春香
面白く明るい性格の3年男先輩の2人でした。先輩2人は困った様に話していました…
菊地真
どうするよ…早く掃除しないと〇〇(教師)が来たらうるさいぞ!(小声)
天海春香
俺に言われても知らねえよ!どうすりゃいいんだよ…この場合(小声)
水瀬伊織
どうしたんだ?…Pは話を聞いたわ…どうかしたんですか?
菊地真
実は…掃除に来たら個室が閉まってたんだよ…近づいたら慌てる様な音がしてさ!(小声)
天海春香
まさか誰か入ってたのかよ!タイミング悪い時に来ちまったな〜というわけさ…
水瀬伊織
そういう事か…Pは思ったわ。確かに個室に入っているのは厄介だ…出るタイミング逃したのか…
水瀬伊織
ガタッ!ガサッ!確かに焦ってるな…どうすればいいのか悩んでるのか…男も女もキツイしな…
菊地真
どうすればいいんだか…そうだ!ちょっと聞いてゴニョゴニョ分かったね?(小声)
天海春香
確かにそれならいいかもな!よし…(小声)
菊地真
あのさ!私達あっちへ行ってるから君も心配しないで…出てきても大丈夫だからね!じゃあ…
天海春香
俺達行くからな〜タッタッタ!(足音)…ここまで離れれば大丈夫だろ…数分後…
菊地真
出たかな…出た気配がなかったけど…やっぱり…まだ居るわ。人の気配もあるし音するし…
天海春香
まじかよ…こりゃ困ったな…あっPは掃除してて良いよ(笑)
水瀬伊織
えっ!…コイツら掃除任せて自分達はしないのかよ!とPは思ったそうよ。
水瀬伊織
でも…掃除してないとバレたら厄介だしな…2人無視して掃除しよう!無視無視…Pは掃除をした…
天海春香
先輩達はどうすればいいのか悩んでイライラしていました…そして先輩はドアの下の隙間を…
天海春香
しゃがんで覗きました!まさかの行動に女先輩は怒りました!
菊地真
あんた何してんの!?バカじゃないの!変態じゃない!
天海春香
アハハ(笑)…あのさ今、下から見たけど…足見えなかったんだけどさ…どうなってんだ?…
菊地真
えっ?いやいや!おかしいでしょジャンプした音とかしてないし!
天海春香
足を上げたり引っ掛けてたのか…いや誰も居なかった…(ガタッ!ガサッ!)
菊地真
いや今もあんたのせいで慌ててるじゃん!
天海春香
上から覗いてみるか…ヨイショ!先輩はドアノブに足を乗せて上から見ました…
天海春香
誰も居ないんだけど…おいおい!おかしいぞ!何だよこれ!
菊地真
嘘でしょ…さっきから音したし!気配あったじゃん!?…ヤバいぞこれ…
天海春香
うわぁぁぁ!怖ぇぇ〜!先輩達は走って逃げました!Pは置き去りにされました…
水瀬伊織
おいおい…何だよ!逃げやがって!Pは個室の方を見ました…ガタッ!…中に誰か居る!気配が…
水瀬伊織
Pは掃除用具を置いて逃げたわ…そして少しの間トイレの話は学校に広まったわ…だけど
水瀬伊織
話はすぐ忘れられたわ…先輩達がふざけているように見えたからね。結局何だったのか…
水瀬伊織
分からないままだったわ!だけど…あの時トイレには誰か居たわ!慌てている様な何かがね…
水瀬伊織
終わりよ…というか春香…あんた本当にトイレ覗くの?
天海春香
えっ!?覗かないよ!今のはPの先輩の話でしょ!何で私が覗いた事になるの〜!?
菊地真
僕ならドアをぶち抜くけどね♪誰か居るの!…返事してよ〜!…ていやー!(バキッ!)居ないな!
水瀬伊織
トイレが滅茶苦茶になるわよ!…あらっ?P何処に行くの?…トイレ?なら面白い話があるわよ…
水瀬伊織
まあ聞きなさい♪面白いから…にひひっ♪…完
(台詞数: 41)