天海春香
いや〜、千客万来だね。次から次へと怪我人が運ばれて来るわ。
百瀬莉緒
笑ってないで手伝って来れない?久しぶりの出番だと思ったらこんなに忙しいなんて…
天海春香
今まで暇で旦那とイチャついてたんだからこんな時ぐらい働いてよね。
百瀬莉緒
まだ残暑厳しいのにこんなに働かせて…私、溶けちゃいそうだわ。
天海春香
まさかアイスやかき氷じゃあるまいし。
百瀬莉緒
私が雪女だって事忘れてない?
天海春香
あ、そういえば。
百瀬莉緒
しかし運ばれて来る怪我人、みんな春香さんね。
天海春香
私と同じ閣下のクローンだからね。私が一番末っ子になるわ。だから高性能。
百瀬莉緒
で、結局何があったの?
天海春香
天界の不法侵入者狩りをしてたそうなんだけど詳しくは私も分からないわ。
百瀬莉緒
ねぇ、あなた達。誰にやられたか分かるかしら?
天海春香
3号「リボン」
天海春香
11号「まな板」
天海春香
76号「閣下?」
天海春香
101号「洗濯板」
天海春香
83号「同サイズ」
天海春香
72号「心の友」
百瀬莉緒
うーん、よく分からないわね。
天海春香
とりあえず複数いるのかしらね。ま、閣下達がなんとかして来れるでしょ。
百瀬莉緒
天界支部は動かなくていいの?
天海春香
これは本部の案件だからね。ウチはあくまでサポート。
百瀬莉緒
ま、いいけど。
天海春香
さて、私は今回の治療費を本部に請求して来るかな。
百瀬莉緒
また水増しするんでしょ?
天海春香
そりゃもちろん。稼げる時に稼がないとね。
天海春香
あ、ついでに本部から請求されたくろーん貴音の食費も加えちゃえ。これで払わすに済むわ。
百瀬莉緒
あの子、本部に行ってるんだっけ。お土産は期待していいのかしらね?
天海春香
それはあまり期待しない方がいいかもよ。
矢吹可奈
お、いたいた。春香さ〜ん。
天海春香
クローン一同「はーい!」
矢吹可奈
はれ?春香さんがいっぱい⁉︎多重影分身?細胞分裂?水掛けた?コスプレ?
天海春香
いやいや、見ればわかるでしょ?一番美人なのが私、765号よ。
天海春香
1号「待て、末っ子。一番美人なのは私だ」
天海春香
48号「私だよ〜」
天海春香
69号「ロックな私だぜ!」
天海春香
31号「オレに決まってんだろ!」
矢吹可奈
カブキ「私も忘れずに」
天海春香
99号「天然素材の私だってば」
天海春香
39号「サンキュー!」
天海春香
111号「可愛い可愛いボクですよ〜」
百瀬莉緒
…なんか混じってたような。しかし同じ顔でも個性が出るわね。
天海春香
何をー!私が一番スタイル良くて美人なんだぞー!
天海春香
30号「黙れ、小僧!お前の母ちゃんでーべーそ!」
天海春香
何だと!お前の母ちゃん、三段腹!
天海春香
28号「お前の父ちゃん、ハゲ頭!」
天海春香
言ったなー!お前の父ちゃん、加齢臭!
百瀬莉緒
…不毛な争いね。あら?春香さんのスマホにメールね。本人出れそうに無いから…
百瀬莉緒
指紋認証なんてチョチョイと…あら、閣下からだわ。緊急の用事かしら?
百瀬莉緒
へぇ、実家のご両親のくしゃみが止まらないって連絡があったと。何故かしらね?
(台詞数: 50)