萩原雪歩
「はぁ、どうして私ってこうなんだろう…」
萩原雪歩
「もう少し背が伸びたら、ちんちくりんじゃなくなるのかなぁ…」
馬場このみ
「ほほぅ…」
萩原雪歩
「あ、このみさん…」
馬場このみ
「雪歩ちゃん、今の聞かせて貰ったわ」
萩原雪歩
「え…?」
馬場このみ
「で、誰がちんちくりんなのかしら?教えて貰えるかしら?」
萩原雪歩
「はい…?」
馬場このみ
「身長が155㎝もあるのに誰がちんちくりんなのかしらね?教えてくれるかしら?」(ズイ)
萩原雪歩
「あ、えーと…」
馬場このみ
「155㎝でちんちくりんなら143㎝の私なんてどうなるのかしらねぇ?」(ズズイ)
萩原雪歩
「ひっ⁉︎ どうしたんですか、このみさん?そんな鬼気迫る形相で近寄って来て…」
馬場このみ
「ねぇ、教えてくれる?ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ」
萩原雪歩
「ひいぃ⁉︎ こ、怖いですぅー!」
馬場このみ
「ネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェ」
萩原雪歩
「い、嫌ぁーーーー!」(ベシンッ‼︎)
馬場このみ
「ゲフゥ⁉︎」
萩原雪歩
「あ…私ったらいつの間にかスコップを持って…あれ、このみさん?」
馬場このみ
…
萩原雪歩
「え…どうして?何で倒れて動かないんですか?このみさん?このみさんっ⁉︎」
馬場このみ
…
萩原雪歩
「返事が無い…まるでアレみたい…」
萩原雪歩
「そういえば…私のスコップに何か赤いのが付いてるけどこれって…まさか⁉︎」
萩原雪歩
「い、嫌あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!」
馬場このみ
雪歩ちゃん、雪歩ちゃん!しっかりしなさい!
萩原雪歩
あ、あれ?このみさん…?
馬場このみ
珍しく事務所で居眠りしてると思ったら急にうなされ出したから心配したわよ?
萩原雪歩
うなされ…じゃあ、あれは全部夢…?
馬場このみ
どんな夢を見たのか知らないけど…随分怖い目にあったみたいね。
萩原雪歩
はい…危うく前科持ちになるところでした。
馬場このみ
…一体どんな夢見てたのよ?
萩原雪歩
でも本当に夢で良かったですぅ。ホッとしました。
馬場このみ
そう、良かったわね。ところで…
萩原雪歩
はい?何ですか?
馬場このみ
寝言で言っていた「もう少し背が伸びたら、ちんちくりんじゃなくなるのかなぁ…」って何かしら?
萩原雪歩
え…
馬場このみ
どんな意味で言っていたのか教えてくれないかしら?(ズイ)
萩原雪歩
え…っと。それは…
馬場このみ
お姉さん、もの凄〜く興味あるわ〜。身長155㎝の雪歩ちゃん?
萩原雪歩
はぅ⁉︎
馬場このみ
ちょ〜と身長143㎝の私に分かるように説明してくれないかしらね〜。(ズズイ)
萩原雪歩
ひいぃ⁉︎ こ、このみさん…そんな鬼気迫る形相で詰め寄らないで下さい〜。
萩原雪歩
ひいぃ⁉︎こ、このみさん…そんな鬼気迫る形相で詰め寄らないで下さい〜。(コツン)
萩原雪歩
あ、何かが手に当たって…これって私のスコップ…
萩原雪歩
(ゴクリ)
(台詞数: 45)