
萩原雪歩
あっ…確かシアターの方のプロデューサーさん

菊地真
本当だ!お疲れ様です!

菊地真
P『おお…765プロの菊地真と萩原雪歩か!何やってるんだ?』休暇もらったので遊びに

萩原雪歩
それでPさんは何をしてるんですか?P『俺?俺は急用終わったから会場に向かってるんだ』

菊地真
会場?

菊地真
P『今日は俺の担当ユニットの初ライブなんだ…だから急いでるんだ』そうなんですか…

菊地真
なら早く行ってあげたほうが良いですよ!その方がみんなの力になると思いますから!

萩原雪歩
そうですよぉ

萩原雪歩
P『分かった!それじゃあ失礼!!』頑張ってくださいね〜

萩原雪歩
…なんだかPさん見てると昔のプロデューサーさん思い出しますぅ

菊地真
そうだね…あの頃…僕たちもプロデューサーがいるだけで心情が全然違ったもんね

萩原雪歩
ライブ…成功すれば良いですねぇ

菊地真
そうだね\きゃぁぁぁ!!/

菊地真
っ!?今の悲鳴!?

萩原雪歩
あっちの方からです!

黒井社長
少女『い…痛い…痛いよ…』通り魔『ふふっ…これで通算30人目…これで俺も有名になれる!』

黒井社長
お前がその記念すべき30人目だ!

菊地真
てやぁぁ!\ドカッ!/通り魔『がはっ!?』

菊地真
大丈夫!?少女『痛い…』…酷い…手首を…

萩原雪歩
ま…真ちゃん!この人…ニュースでやってた通り魔!!

黒井社長
テメェ…よくも30人目を…俺の獲物を!!許さねぇ…殺してやる!!

黒井社長
そう言うと通り魔は雪歩に向かってナイフを持って走った

菊地真
っ!!雪歩逃げろ!!

萩原雪歩
あ…あぁ…

黒井社長
よく見たらアイドルの萩原雪歩じゃねぇか!こいつ刺したら俺は有名間違いなし!

黒井社長
足が霞んで動けないならそのまま動くんじゃねぇぞ!!

菊地真
雪歩ぉぉぉぉぉ!!

萩原雪歩
い…嫌ぁぁぁぁぁぁぁ!!\ドスッ!!/

萩原雪歩
???『がはっ…』…えっ?

黒井社長
だ…誰だテメェ…!?

菊地真
ぷ…Pさん…なんで…此処に?

菊地真
Pは雪歩を庇って通り魔の突き立てたナイフを身体で受けていた…位置的に…まずい場所で…

萩原雪歩
P『ひ…悲鳴がしたからな…駆けつけたらコレだ…』あ…あぁ…

黒井社長
P『あとテメェ…自己満足で何人も刺し殺して…』な…なんだよ!?

黒井社長
P『テメェが無事で済むと思ったか?』\ポタポタ…/う…うわ…うわぁぁぁぁ!!

黒井社長
通り魔はその場から逃げ出す…が次の瞬間…

黒井社長
P『刺す覚悟がある奴は…刺される覚悟もある奴だよ!!』\ズブッ!ブシャァ…/

黒井社長
逃げ出した通り魔の襟を掴み…引き寄せて、足に向かってナイフを突き刺した

黒井社長
ぎゃぁぁぁぁぁ!?あ…足がぁぁ!!ぁぁぁぁ!!

萩原雪歩
通り魔は足を刺されその場で転げて暴れていた…そして…

萩原雪歩
P『覚悟がない奴が…武器を持って…人を傷つけんじゃねぇ…よ』\ドサッ/っ!!

萩原雪歩
Pさん!!

菊地真
ちょっ!?Pさん!!今すぐ救急車と警察を…って!?何やってんのPさん!?

菊地真
Pさんは立ち上がり…血を垂らしながら…何処かへ向けて歩き始めた…

黒井社長
P『い…いかなきゃ…あの子達が…はじめての…ライブ…なん…だ…』\ズル…ズル…/

黒井社長
P『プロ…デューサーとして…見届けないと…なにが…あっても…このステージ…だけは…』

黒井社長
P『静香が…星梨花が…茜が…麗花が…そして…志保が…団結して…作り上げたステージ…』

黒井社長
P『折角…1つの流星になったんだ…だから…行かなき…』\ドサッ/

黒井社長
P『身体が…動かない…』\ピピッ…ピピッ…/

黒井社長
その時Pのスマホに電話がかかってきた…
(台詞数: 50)