エミリー
ー埼玉県さいたま市、大宮盆栽美術館ー
エミリー
これらの可憐な盆栽を眺めるのも大和撫子としての務め...。なんと美しいことでしょう。
菊地真
確かにきれいっちゃきれいなんだけど...。あんまりよくわかんないな、盆栽。
萩原雪歩
私も...。お茶はよくわかるけど...盆栽はわかんないな...。
菊地真
大宮公園が近くにあるみたいだから、ちょっとランニングしてくるね?
萩原雪歩
私も公園でひとやすみしてこようかな...。エミリーちゃん、いいかな?
エミリー
お二人とも、いってらっしゃいませ!私は心ゆくまで盆栽を嗜みますわ。
エミリー
～～～
エミリー
美術館以外にも回りには様々な盆栽園があるのですか!まるでここは天国のようです!
エミリー
ルクア「あれ、エミリーがいる...。なんでこんなところに?おーい。エミリー?」
エミリー
あら、ルクアさん。どうされたのですか?
エミリー
ルクア「それはこっちの台詞だ。なんでわざわざ大宮にいるんだ?」
エミリー
大宮は世界でも盆栽で名の知られた場所なのですよ。大和撫子として立ち寄るのは当然です。
エミリー
ルクア「それは...なんか嬉しいな。そういえばさいたま新都心駅とかでも大きい盆栽見たな。」
エミリー
今年は世界盆栽大会ということで、来てみたということです。
エミリー
ルクア「そうか。世界盆栽大会か。確かに街中に看板掛かってたな...。それか。」
エミリー
ルクア「暑いな...。そうだ。これ、このへんの地元サイダーな。差し入れだよ。差し入れ。」
エミリー
ん...?〈大宮盆栽だー!〉これは炭酸砂糖飲料の一種ですか?
エミリー
ルクア「大丈夫。普通のサイダーだから。おいしいはず。たぶん。」
エミリー
ゴクゴク...本当に普通の炭酸砂糖飲料でしたわ...。ちょっと怖かったけど。
エミリー
あ、真さんと雪歩さんが戻ってきました!
エミリー
ルクア「え?大丈夫か。鬼じゃないか...?」
エミリー
今はちょっと...わからないですが...。
エミリー
ルクア「そうか...俺もわからない。よし、大事をとって逃げるぞ!」グイッ
エミリー
あっ...πフニッ
エミリー
し、仕掛け人様...。
エミリー
ルクア「す!すまんエミリー!これは事故だ!故意じゃないから...!」
菊地真
ルクアさん?(黒い笑顔)
菊地真
ルクア「い!いやこれはそのなんというかその...」
萩原雪歩
あーもしもし警察ですか?ここ盆栽町っていうらしいんですけど変質者が...
萩原雪歩
ルクア「あー!雪歩やめ!すまんこの通りだ。故意じゃなくて偶然なんだ。事故なんだ!」
萩原雪歩
話 は 法 廷 で 聞 き ま し ょ う 。
萩原雪歩
ルクア「雪歩まじで怖え...あ!やめてスコップ出さないで!」(目が笑ってない...。)
菊地真
あ!ポリスの方々いらっしゃいました!お巡りさんこいつです!
菊地真
埼玉県警「ういっすうぃっす」
菊地真
ルクア「あーちょやめ!大宮警察は免許更新でしかいったことないから!やめて連行しないで!」
菊地真
暴れないでくださいルクアさん!盆栽割っちゃいますって!
菊地真
ルクア「え!?」パリーン
菊地真
ルクア「やらかしたああああ!」＼う゛ぁっかもーん!!/
菊地真
ルクア「今のだれ?」
エミリー
さあ...。えっとルクアさんなんだかんだ身柄確保されてますけど...。
エミリー
ルクア「あーやめてくれまだ俺には未来があるんだ前科はいやだあああああ!」
エミリー
ー黒井社長より先にルクア、ポリスにより確保ー
(台詞数: 43)