萩原雪歩
はい、杏奈ちゃん。とっておきのお茶だよ。
望月杏奈
わ、…ありがとう…ございます…杏奈、雪歩さんのお茶…好き…。
萩原雪歩
ふふ、喜んでもらえてよかった。それと、これどうぞ。
望月杏奈
えっと…?
萩原雪歩
私からのお誕生日プレゼントだよ。
萩原雪歩
杏奈ちゃんが喜ぶもの…よく分からなくて…私、ゲームとか詳しくないし…、
萩原雪歩
だから、私のオススメのお茶っ葉にしてみたんだけど…
望月杏奈
ありがとう…ございます…!お家でも…美味しいお茶、飲める…?
萩原雪歩
うん、そうだ!杏奈ちゃんにお茶の淹れ方教えてあげるよ。
望月杏奈
わ、ほんと…?雪歩さんみたいな…美味しいお茶、淹れられるように…なる…?
萩原雪歩
うん!すぐに美味しいお茶が淹れられるようになるよ。じゃあ準備するからちょっと待っててね。
望月杏奈
はーい…。
萩原雪歩
よし、じゃあまずはお湯を沸かして…、お茶っ葉を急須に入れて、
萩原雪歩
お湯が沸いたら一回湯呑みとかコップに入れて軽く冷ましてから急須に入れるの。
萩原雪歩
あとはちょっと待って…一分くらいかな?で湯呑みに注いで…
萩原雪歩
これで簡単なお茶の淹れ方は終わりだよ。
望月杏奈
ほんとに…簡単だった…。杏奈でも、できそう…。
萩原雪歩
もっとこだわろうと思えば水を選んだり茶葉を選んだりってところからだけど…
萩原雪歩
お家で気軽に飲む分にはそんなにしなくても美味しいお茶は飲めるからね。
望月杏奈
ふーん…あちっ……あう…。
萩原雪歩
あ、ご、ごめんね!この時期にあったかいお茶じゃ暑いよね…!
萩原雪歩
うぅ…そんなことに気づかないなんて…穴掘って埋まってますぅ!
望月杏奈
あ、雪歩さん…待って…!美味しいから大丈夫、だよ…?
萩原雪歩
ほ、ほんと…?
望月杏奈
うん…杏奈、あったかいお茶、好き…だし…。
萩原雪歩
そっか…よかったぁ…。
望月杏奈
うん……なんかね、ポカポカして…気持ちいいの…。
萩原雪歩
ふふ、ありがとう、杏奈ちゃん。
望月杏奈
こちらこそ、ありがとう…ございます…。
萩原雪歩
えへへ…二人してお礼言い合って、なんか変な気分かも。
望月杏奈
確かに…。けど雪歩さん…プレゼント、くれたし…お茶の淹れ方も教えてくれた…から…
望月杏奈
もう一回、ありがとう…ございます…。
萩原雪歩
喜んでもらえてよかった、えっと私は…どういたしまして、だね。
(台詞数: 33)