萩原雪歩
昨日は楽しかったなあ、バースデーライブにクリスマスパーティーに。
萩原雪歩
何だかまだ夢みたい。あんなに沢山の人達が、私の誕生日をお祝いしてくれて…
二階堂千鶴
雪歩、お疲れ様ですわ。すみませんでしたわね、昨日何もしてあげられなくて。
萩原雪歩
千鶴さん。そんな、とんでもない。お仕事ですし仕方ないですよ。
二階堂千鶴
それで、今夜は空いておりまして?プレゼントの代わりにご馳走しますわ。
萩原雪歩
え、でも明日もお仕事早いですし悪いですよ。
三浦あずさ
大丈夫よ、すぐ近くのお店だから。せめてこれぐらいさせてちょうだい。ね?
萩原雪歩
あ、ありがとうございます。じゃあ是非お供させて下さい。
二階堂千鶴
お供じゃなく主賓でしょう?もっと堂々となさいな、おーっほっほ…ゲホゴホッ。
萩原雪歩
(申し訳ないなあ。でもこの2人どんなお店行くんだろ、きっと素敵な所なんだろうな。)
萩原雪歩
(私のお祝いで、しかも千鶴さんが連れてってくれる。となればやっぱり…)
萩原雪歩
(えへへ、楽しみだなあ。食べ過ぎないようにしないとね!)
二階堂千鶴
…よし、と。あずさ、何か飲まれます?
三浦あずさ
出花で大丈夫よ。雪歩ちゃんいるからお酒は遠慮しておくわ。
二階堂千鶴
ではわたくしも。雪歩、何でも好きな物を頼みなさい?
萩原雪歩
あ、はい。えっと…
萩原雪歩
(お寿司。クリスマスなのに、お寿司…)
三浦あずさ
最初はあまり味の濃くない方がいいかしら。
二階堂千鶴
品定めしに来たわけじゃなし、そこまで気を付ける必要も無いですわよ。
二階堂千鶴
まずは今日のオススメからと致しましょうか。大将、今日は何かしら…ではそれで。
三浦あずさ
いただきます。うん、久しぶりに来たけどやっぱりここは美味しいわよね。
二階堂千鶴
ふふ、ほっとしますわ。最近は宴会続きで脂っこい物ばかりでしたもの。ほら、雪歩も食べなさい?
萩原雪歩
あ、はい。いただきます…
萩原雪歩
美味しい!こんな美味しいお寿司、初めてかもです。
二階堂千鶴
でしょう?ここのお寿司はちょっと他とは違いますわよ。
萩原雪歩
ほんとに美味しいです…あ、トロ頼んでもいいですか?
三浦あずさ
好きな物食べていいわよ、今日は私達の奢り。
萩原雪歩
ありがとうございます…わ、すごく脂がのってる。美味しいなあ。
萩原雪歩
すみません、もう一つお願いします。うん、美味しい…あの、もう一つ。
二階堂千鶴
別に構いませんけどトロ以外も頼みなさいな、他にもいいネタがあるんですのよ?
萩原雪歩
あ、すみません…
萩原雪歩
ふう、ご馳走さまでした。すみません、あがりを…あ。
三浦あずさ
どうかした?
萩原雪歩
飲みやすい!すごくいいお茶ですねこれ。温度といい味といい素晴らしいです。
萩原雪歩
あのすみません、これ何て銘柄なんですか?それと淹れ方はどんな…
二階堂千鶴
すごい食いつきよう。お寿司以上の反応ですわね。
三浦あずさ
雪歩ちゃんらしくていいじゃないの。
萩原雪歩
…どうも今日はご馳走様でした。とっても美味しかったです。
二階堂千鶴
喜んでいただけて何よりですわ、たまにはこんな大人のお店もいいでしょう?
萩原雪歩
はい、ありがとうございました。
萩原雪歩
けど何でクリスマスにお寿司だったんですか?ちょっとその、千鶴さんのイメージと違うような。
二階堂千鶴
そ、それはその。ほら、こういう日だからこそ日本人の心を忘れないようにといいますか…
萩原雪歩
へえ、何だか素敵です。さすが、セレブは違いますね。それじゃ、失礼します。
二階堂千鶴
ええ、お疲れ様。気を付けてお帰りなさい?
三浦あずさ
じゃあね雪歩ちゃん、また明日。
二階堂千鶴
ふう…言われてみれば。わたくしにとっては普通でしたけど、やっぱり珍しいんでしょうね。
三浦あずさ
まあそうね。今日は穴場だって聞いたことはあるけど、実際に入ったのは初めてだったわ。
二階堂千鶴
毎年ここに来てたんですけどね。やっぱり世間一般では違うのかしら?
三浦あずさ
まあ仕方ないわよ。今は肉類は食べる気しないんでしょう?
二階堂千鶴
ええまあ。今は正直チキンは見るのも嫌ですわ、もうどれだけ焼いたり揚げたりした事か…
(台詞数: 50)