高槻やよい
っ………!
七尾百合子
やよいさん!下がって!
七尾百合子
ーーーアハトがレールガンを撃つ
萩原雪歩
うう………2対1はやりにくいなぁ………。
高槻やよい
………雪歩さん。
高槻やよい
こんなことをしても、誰も戻ってきません。
高槻やよい
また誰かがいなくなるだけです!
萩原雪歩
やよいちゃんは、まだ私を説得しようと思っているんだね。嬉しいな。
萩原雪歩
でも………私はもうこの道を選んだんだ。
萩原雪歩
意味のないことだって分かってる。誰も戻ってこないことも。
萩原雪歩
それでも私には憎しみしか残っていないから………。
高槻やよい
憎しみ………!
萩原雪歩
やよいちゃんにもあるよね?
高槻やよい
えっ………!?
萩原雪歩
本当は割り切れてない。今でも引きずっている。
高槻やよい
何を………私は………!
萩原雪歩
長く辛い戦いに参加させたこと。自分の体に異変を起こしたこと。
萩原雪歩
そして何より………
萩原雪歩
………大切な人を奪ったこと。
高槻やよい
………!
萩原雪歩
どんなに否定したくても、頭をよぎる憎しみ。
萩原雪歩
否定なんて出来るわけないよ。だってそれは事実なんだから。
高槻やよい
違う……私は………私は!
高槻やよい
ーーーツヴァイ改がロングソードを振り回す
高槻やよい
ーーーまるで迷いを振り払おうとするかのように
萩原雪歩
そんなの、当たらないよ。
七尾百合子
だったら……これはどうですか!
七尾百合子
ーーーアハトがエルフに肉迫し、そのままメデューサを放った
萩原雪歩
なっ………!
萩原雪歩
ーーーエルフは避けきれず、背部スラスターを焼かれた
七尾百合子
やよいさん!
七尾百合子
やよいさんは雪歩さんとは違います!
高槻やよい
百合子さん………?
七尾百合子
やよいさんはなぜ戦うんですか?誰かに頼まれたからですか?それとも、憎しみを晴らすため?
高槻やよい
私が戦う理由………
萩原雪歩
………邪魔をしないで!
萩原雪歩
ーーーエルフがアハトに斬りかかる
七尾百合子
邪魔なのはあなたの方です!
七尾百合子
ーーーアハトがレールガン、メデューサを放つ
萩原雪歩
そんな武装で近距離戦なんて、出来るわけないでしょ?
七尾百合子
速い………!
七尾百合子
ーーーレールガンとメデューサの砲身が斬られ、爆発した
萩原雪歩
あなたには先に退場してもらおうかな。
七尾百合子
しまっ……!
七尾百合子
ーーーエルフの剣がアハトのコックピットを貫いた
(台詞数: 45)