萩原雪歩
すぅ………。
萩原雪歩
いえええぇぇぇぇぇぇぇい!!!
北沢志保
っ!?
萩原雪歩
降郷村のみなさん!夏祭りに私達を呼んで下さってありがとうございますぅ!!
萩原雪歩
早速一曲目を聞いて下さい!『ALRIGHT*』!
菊地真
今年も雪歩は絶好調だね!へへっ、ボクも負けてられないや♪
北沢志保
あの…真さん。
菊地真
どうしたんだい、志保?
北沢志保
今回の仕事って、村祭りのゲストですよね。
北沢志保
あまり言いたくは無いのですけど、どうしてこんな小さな仕事を受けたんですか?
北沢志保
雪歩さんに至っては率先して受けていましたし。
北沢志保
仕事の大きさに優劣は無いと言うことは知っています。
北沢志保
ですが、こういった仕事ならばわざわざ雪歩さんが出る必要が無いというか…。
菊地真
仕事の大きさに優劣が無いから、だよ。どんな仕事でも全力で引き受けなきゃ。
菊地真
それに、それ以上に大きな理由があるんだ。
北沢志保
大きな理由…ですか?それは一体…。
菊地真
このステージが雪歩のアイドルにとっての原点なんだ。
菊地真
ここで歌うまで、ボク達はステージの前座や地方ラジオのゲストとかしか仕事が無くてね。
菊地真
この夏祭りに765プロ皆が呼んで貰って、初めて皆で仕事したんだ。
菊地真
その時になんだかんだ色々あったんだけど…。
北沢志保
なんだかんだって…。
菊地真
その日、雪歩がセンターで歌ってたのが、今歌ってる『ALRIGHT*』なんだ。
菊地真
その時のステージを忘れないために、雪歩は今日ここで歌ってるんだよ。
菊地真
初心を忘れずにするために。大切にするためにね。
北沢志保
初心を忘れないため…。
萩原雪歩
さあ 出発オーライ♪
菊地真
あ、終わったみたいだよ。
萩原雪歩
皆さん、ありがとうございましたぁ!!
萩原雪歩
皆さん、ありがとうございましたひぃっ!犬ぅ!!?
北沢志保
雪歩さん!?
菊地真
あ…あのお客さんまた犬連れてきたんだ…。
萩原雪歩
犬だけはダメですぅ～!!
北沢志保
…大切な思い出になるんでしょうか。
(台詞数: 33)