萩原雪歩
Pは、辛くないんですか?
萩原雪歩
P「そうだな・・・」
萩原雪歩
・・・
四条貴音
・・・
菊地真
・・・
萩原雪歩
P「俺は辛くないよ」
萩原雪歩
P「いや・・・」
萩原雪歩
P「いや・・・ちっとも辛くないって言ったら、それは嘘になるかもしれないな」
萩原雪歩
P「でも、俺は辛くないよ」
萩原雪歩
P「それでな雪歩、これだけは言える」
萩原雪歩
P「俺は・・・」
萩原雪歩
P「俺は・・・悲しんでいる雪歩の顔を見るほうが辛いな」
萩原雪歩
P「雪歩だけじゃない、もし仮にそれが貴音だとしても、真だとしても」
萩原雪歩
P「誰かが悲しんでいる顔を見るほうが辛いんだ」
萩原雪歩
P「だから、笑ってくれ、な?」
萩原雪歩
はいっ!
萩原雪歩
P...瞳に浮かべた涙を拭うと、雪歩は微笑んで見せてくれた
萩原雪歩
P「いい笑顔だ」
萩原雪歩
P「笑顔の雪歩は、通常の百万倍は可愛く見えるぞ!」
萩原雪歩
なんだか照れますぅ・・・
四条貴音
コホンッ!!・・・ギロリ
萩原雪歩
P「ど、どうした貴音、顔、怖いぞ・・・」
菊地真
自業自得ですよP!ボクと貴音がいるのに、しれっと雪歩を口説いているんですから!
萩原雪歩
ぇえええ!真ちゃん、私、口説かれてたの?
萩原雪歩
P「あのなぁ・・・いいか~?俺はな、Pとしてアドバイスをだな・・・(焦)」
菊地真
本当ですかね~?
萩原雪歩
P「ああ、本当だ!それに、二人の笑顔だって、雪歩の笑顔に負けないくらい可愛いからな!」
四条貴音
貴方様///
菊地真
本当ですか!?Pの、その言葉に偽りはないですよね!?
萩原雪歩
P「ないって」
菊地真
なら、もう一度ボクに可愛いって言ってください・・・キラキラキラ
萩原雪歩
P「かわいい」
菊地真
や~りぃ!!
萩原雪歩
P(本当に単純で助かる・・・)
萩原雪歩
ぷっ・・・あははははははは
萩原雪歩
P...そのやりとりを見守っていた雪歩が笑い出すと、俺を含め皆も釣られて笑い出した
萩原雪歩
P...本当に幸せな時間だ
萩原雪歩
P...けれども、こんな時間がいつまでも続けばいい、そんな悠長なことは言ってられない
萩原雪歩
P...そんなこと、絶対に思いたくはない、いや、思ってはいけないんだ
萩原雪歩
P...寧ろ、彼女達をこんなところに縛り付けていてはいけない
萩原雪歩
P...そのための努力をしなくちゃいけない
萩原雪歩
P...だからこそ、以前のような多忙な日々、そんな日常に戻りたいという気持ちが余計強まる
四条貴音
グゥ~・・・
四条貴音
はっ、私としたことが、つい///
萩原雪歩
P「貴音はお腹がすいているんだな、よし、それじゃあ食べにいくか」
四条貴音
よ、よろしいのですか!?
萩原雪歩
P「ああ、この間、ラーメンを食べにいこうって言ってたのに、行けてなかったからな」
萩原雪歩
P「その埋め合わせも兼ねてな、と言っても、院内の食堂になるんだけど、構わないか?」
四条貴音
はい、是非!!では早速参りましょう!!!!
萩原雪歩
P~俺は彼女達の笑顔を、いつまで見守ることができるのだろうか?~
(台詞数: 50)