菊地真
P「三人揃って来るなんて珍しいな、仕事はいいのか?」
菊地真
はい!今日はボク達、たまたま休みが被ったんです!
四条貴音
ええ、なので本日はこうして、三人で貴方さまを訪ねております
菊地真
P「そうか、いつも、ありがとな」
萩原雪歩
はい!そんなことよりP・・・その・・・
菊地真
P「ん?どうかしたか?」
萩原雪歩
そのニット帽、どうしたんですか?
菊地真
P...ああ、そうか、三人にはまだ教えてなかったな・・・
菊地真
P...副作用によって、俺の髪は抜け落ちていった
菊地真
P...どうせ全て抜け落ちるのならと、俺は頭を丸めた
菊地真
P...そして、このニット帽は、それを知った響が編んできてくれたものだった
菊地真
P「これな、響が編んでくれたんだ」
菊地真
P「プロデューサー、これなら頭寒くないぞ～って言ってな」
菊地真
P「どうだ、案外似合ってると思わないか?」
萩原雪歩
プロデューサー・・・
四条貴音
ええ、貴方様に似合っているかは別として・・・
四条貴音
とてもちゃーみんぐです・・・ふふ♪
菊地真
貴音の言う通り、プロデューサーっぽくはないですけど・・・
菊地真
ボクも可愛いと思います!ねっ、雪歩?
萩原雪歩
う・・・うん、そうだね、真ちゃん・・・
菊地真
P「あのなぁ・・・こういう時はお世辞でも似合ってるって言ってくれないか・・・」
菊地真
P「普通に凹む・・・」
四条貴音
あの、決してけなしているわけでは・・・
菊地真
そうですよ!P!本当に可愛いんですってば～!!
菊地真
P「そ、そうか、ならいいんだが・・・」
菊地真
じゃあ今度はボクがPに似合いそうなニット帽持ってきてあげますね!
四条貴音
ええ、私も、貴方様の為に持参いたしましょう
菊地真
P「なんかもらってばかりで悪いな・・・」
菊地真
いいんですって～!だから誰が一番センスが良かったか決めてくださいね～!
菊地真
P「対決になるのか・・・」
菊地真
当たり前じゃないですか!へへっ、ボク絶対負けないですからね!
四条貴音
何と!!私も負けるわけにはいきません!!!
菊地真
P「ははは、わかったわかった、お手柔らかにな」
菊地真
わかってますって!勿論、雪歩も参加するよね?
萩原雪歩
え、あっ、う、うん・・・
菊地真
雪歩・・・?
菊地真
P「雪歩、どうかしたか?さっきから元気がないぞ?」
萩原雪歩
その・・・はい
菊地真
P「理由を聞いてもいいか?」
萩原雪歩
その・・・びっくりしたというか・・・
萩原雪歩
少し会いにきていないだけで、Pがこんなに変わっちゃうなんて、私、思ってなくて・・・
萩原雪歩
それで・・・これからもこんなことがあるって思うと、私・・・怖いですぅ
菊地真
P「そうか、雪歩は優しいんだな」
萩原雪歩
プロデューサー・・・
菊地真
P「大丈夫だ、俺は変わらない、変わらないぞ、雪歩」
菊地真
P「たしかに、こうして見た目は変わっていくかもしれない」
菊地真
P「これから・・・もっと酷くなっていくと思う、でも俺は変わらないよ」
菊地真
P「俺は、いつまでもみんなのプロデューサーだ」
菊地真
P「この気持ちも、想いも、事実も、絶対に変わらない、約束する」
菊地真
P「だから・・・そんな顔、しないでくれ・・・」
(台詞数: 50)