望月杏奈
ここはこうだからこうで…。あれ、なんだろう…悪寒が…する…。
高坂海美
あたいは死神「ウミーン」…望月杏奈。残念ながら、あなたはもうすぐ死ぬ…。
萩原雪歩
きゃ〜!誰か、警察呼んでー!
望月杏奈
え…?杏奈、死んじゃうの?なんで?
高坂海美
それがあたいにもよく分からないんさ。何せ、偉い人に「行け」と言われて来ただけだからねえ。
望月杏奈
…偉い…人?
高坂海美
そう、偉い人。
萩原雪歩
あわわわ…どうしよう、誰もいない…。
望月杏奈
ねえ。
高坂海美
何だい?
望月杏奈
…杏奈、まだ死にたくない。もう少し死ぬのを先延ばしできないかな?
高坂海美
なかなか面白いことを言うもんだねえ。今まで見てきた人間は皆、現状を受け入れていたと言うのに
高坂海美
よし、いいだろう。あたいが直々に偉い人ーー閻魔様に交渉しようじゃないか!…ただ、条件がある
高坂海美
死にたくないと言うからには何か訳があるんだろう?それを具体的に言ってみな。
高坂海美
お前さんの理由がはっきりしていたら閻魔様に交渉してやろう。
高坂海美
回答次第ではこの場でお前さんの命が消えることになるから、よく考えて言うことをお勧めするよ。
(台詞数: 16)