夏色キャンバス#2
BGM
キミがいて夢になる
脚本家
ラインナフ@ISF10 G-09 (ミリ10th Act1...
投稿日時
2015-08-05 16:27:19

脚本家コメント
第2話『春香との出逢い』

今回の話は春香目線での物語です。
なので心情のところは全て春香の気持ちとなっています。



余談ですが同僚さんや、見てくださっているPさん達にはいつも連絡させて頂いているのですが、もし迷惑だったり見てないよ!っていう場合はお手数ですが挨拶欄にておっしゃって下さるようお願いいたします。

(コメントしてくださる方には基本的にお送りさせて頂きます。迷惑でしたら同じようにお願いいたします。)

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天海春香
透「....はぁ....。」
天海春香
「いや....ゴメンね?調子乗っちゃってつい....。」
天海春香
透「....まさかあの後、ユキのお弟子さんの分まで買うハメになるたぁな....。」
天海春香
透「おかげさまで会計は2万越え、バイト代だって振り込まれないのに....。」
天海春香
「....ホントに大丈夫?何か買って来ようか?」
天海春香
透「....コーヒー、ブラックで頼んだ。」
天海春香
「うん!じゃあ自販機で買って来るね!」
天海春香
─わたしはベンチに座る彼のために、近くの自販機まで軽く走った。─
天海春香
─わたしと透君が初めて会ったのは五歳の頃、公園でだった。─
天海春香
─公園で歌を歌って、家に帰ろうとするときに、一人の同じくらいの子に声をかけられた。─
天海春香
─『絵を描かせてくれない?』、それが最初の言葉だったと思う。─
天海春香
─瑠璃色の肩までかかったまっすぐな髪に女の子に見えるほどの綺麗な顔の子だった。─
天海春香
─もちろんその時は綺麗な女の子だと思ってたけど....。─
天海春香
─彼の絵は子供らしい絵じゃなくて、写真のように正確でそこにいるような、躍動感があった。─
天海春香
─『また描かせて。』そう言われてわたしは嬉しくなって、『うん!』と答えていた。─
天海春香
─それからわたしが歌い、彼が絵を描く。そういう日々が続いていた。─
天海春香
─そんなある日、家庭の都合で彼が引っ越してしまうことを知った。─
天海春香
─悲しくて泣き出すわたしに、彼はスケッチブックから絵を渡してこう言ってくれた。─
天海春香
─『君が夢を叶えてくれれば、きっとまた会えるから』─
天海春香
─それから彼が引っ越してからわたしは、アイドルになりたい!という思いが強くなった。─
天海春香
─それから10年後、その彼と高校で出会うこととなって....─
天海春香
透「ハルちゃん、早く!....コーヒーは?」
天海春香
─あの頃とは違い、髪は短くなり体つきもしっかりした、青年に彼はなっていた。─
天海春香
透「どったの?ハルちゃん。」
天海春香
「....いや、喋らなければカッコいいのになぁ....ってね♪」
天海春香
「それよりさ、この後真が家にきてくれないか?だってさ。」
天海春香
透「そういえばマコやん達いないと思ったら....そういう訳か。....気付かなかった。」
天海春香
透「てか、オメー、黙ってりゃカッコいいってどーゆーことだよ!?」
天海春香
「いや、綺麗な顔なのに喋りがそれじゃあね?」
天海春香
─そう、顔立ちは変わらないのに言葉使いが見た目に似合わないくらい軽くなっていた。でも、─
天海春香
透「まぁ、これは遺伝だから仕方ねぇな....コーヒー、ごちそうさま。」
天海春香
透「さぁて、ちょっくら菊地家にお呼ばれしてきますかね?」
天海春香
─その彼の笑顔と内面の優しさは例え10年経っても変わっていなかった。─

(台詞数: 33)